たいたい竹流(torgtaitai):どどんとふへようこそ!(Welcome to DodontoF !)
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どどんとふ:======= プレイルーム 【 No. 5 】 へようこそ! =======
どどんとふ:「」がログインしました。
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珪素:ケイソー
珪素:見学室作ったほうがいいですね
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どどんとふ:「ななしさん」がログインしました。
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GM:さて、米ットさんが遅れるとの事なので
どどんとふ:「アスハル」がログインしました。
GM:先にOPから始めていきたいと思います。
GM:なお当セッションでは最新のシステムに基づきOP後にキャラ紹介をして頂くプランです
由希嶋四香:わーい
GM:記念すべき最初のOPはPC1のデルタくん準備はよろしいですね?アッハイ。
デルタ:オッスオッス
GM:OP1
GM:————
GM:五月町・某大学構内
GM:本日の授業を終えたデルタくんは、いつも通り携帯端末のメール欄をチェックしています。
デルタ:「ふ~んふ~ん♪今日のメールは何じゃろなっと」
GM:通知欄には何通かの着信が。多くは友人からのものですが、一つ目を引く単語があります。
GM:『支部より』
どどんとふ:「由希嶋四香」がログインしました。
デルタ
「ムムッ!」

デルタ:「こ、これあ……UGN支部からのメール……!」
GM:その内容は要約すれば『ここ数日中頻発している不審な事件に関して協力を依頼したい』というものです。
GM:かなり堅苦しい文体で書かれている。支部長の癖だ。
デルタ:「うぬぅ、まーた仕事か。めんどくさいなぁ……」
GM:しかしデルタくんも大学生、何かとお金は入用です。コンパ……飲み会……合コン……打ち上げ……
デルタ:そしてエロDVD!
GM:それでもいいですけどw
GM:とにかくUGNはカネ払いが良い事で有名だ。
デルタ:「仕方ない。マネーのためにいっちょ頑張りますか!」
GM:半ば無理矢理やる気を出したデルタくんは、その足でUGN五月町支部へと向かうのだった……
GM:————
GM:N県五月町。年間を通して穏やかな気候に恵まれた、緑豊かな観光都市だ。
GM:九月現在の五月町はやや残暑が厳しいものの、早くも秋の訪れを感じさせる風が山間から吹きぬけてくる。
デルタ:「いつになったら涼しくなるのかなぁ……シャレオツのためとはいえ、バンダナ族にこの暑さは厳しいや……」
GM:などと呟きながら、デルタくんは支部への道程をつらつら歩いている。
GM:と、そこへ突然路地から出てきた一人の男性とぶつかりそうになります。
デルタ:「うわっ、あぶなっ」
???:「おわっと!」
デルタ:「およよ…大丈夫ですか……」
GM:男は地図を両手に持ってうろたえている。どうやらこれを見ながら歩いていたようです。
???:「いやぁすまんこってす!前見てながったからなぁ!」
???:「何分不慣れな土地ですこって、道に迷っちまったみでぇでなぁ!がはは!」
デルタ:(ぷぷぷっ、どうやらこの人、おのぼりさんみたいだぞ……)
GM:明らかに着慣れないスーツを身に着けた、四十がらみの小男です。
デルタ:(見たところ道にでも迷ったのかしらね……?)
???:「いんや~ウチの田舎じゃあ道は大体一本や二本なんだども、」
???:「こぉんなビル郡つーですか?なっかなか歩き慣れんもんでねぇ!お兄さんここの人がい?」
デルタ:「ぼかぁイギリス生まれの五月町育ち! ”キス・オブ・デス”のデルタさんといったらこの自分のことですよ!」
???:「ほええ~、エゲレス……そらまたぁえれぇお人なんだなぁ」
デルタ:「ふふふ……」
???:「ほんだら兄ちゃん、おらここに行ぎたいんだども分がるかね?ほれ、ここ」
デルタ:「んん?」地図を覗き込む
GM:男が指し示した場所……そこは
GM:『ユニバーサル第三法律ビル』!
デルタ:(あっ……ここは!)
GM:それはUGN五月町支部の表向きの名だ。
デルタ:(……ここは……どこだっけ?)
デルタ:(あ、そうだそうだ)
GM:法律事務所の体裁を取ってはいるが、実際に営業はしていないので、UGNと無関係の人間がここを恣意的に訪ねるという事はまず無い。
GM:即ち、この男は少なくともUGNの存在を知る者という事になります。
デルタ:(この法律事務所は法律事務所の体裁を取ってはいるが、実際に営業はしていないので、UGNと無関係の人間がここを恣意的に訪ねるという事はまず無い。)
デルタ:(即ち、この男は少なくともUGNの存在を知る人!)
デルタ:(僕って天才じゃあないだろうか……!)
???:「あのぉ、もし良がったら、案内でもしてくれっと助かんだけども……」
デルタ:「あー、えっとー、そのー」
デルタ:「はいはい」
デルタ:「この道をまっすぐ行って、パン屋のところを左に曲がると信号があるので、そこをさらにまっすぐ行くとバッチリ着きますですよ」
デルタ:(しっかし怪しいなー)
デルタ:(本当に案内しちゃって大丈夫なんだろうか……)
デルタ:(……まぁ、いっか!)
???:「ははぁ、そんですかぁ!いやぁ助がりますたぁ!」にこやかにぺこぺことお辞儀!
GM:いいんですかw
GM:もしかしたらUGNを襲撃せんとする刺客かもしれませんよ……?
デルタ:「えへへへ……で、では、僕も急ぎますので……」
デルタ:(あっ!!!)
デルタ:(もしかしたらUGNを襲撃せんとする刺客という可能性が微粒子レベルで存在……?)
デルタ:「ちょっと待ったー!」
デルタ:「今のは間違いでした」
???:「へぇっ?」
デルタ:「パン屋のところを右に曲がってください!」
デルタ:「そんでそこをまーっすぐ行くと着きますよ!!」
デルタ:「ほんとに!」
???:「はぁ、右ですかぁ」
デルタ:「右です右です」
デルタ:(ふふふ、ピンク街に誘導してやったぞ……)
???:「んだども、そうすっとこの地図ではおらたち反対側に居るって事になりやせんがね?」
デルタ:「いえいえ、その地図が間違ってるんです」
デルタ:「第何版ですか?」
???:「ほれ、ここにロースンがあっで、ほんでここにTATUYAがあんだども……?」
???:「えっ?ええーとぉ……第三版って書いてありましね」
デルタ:「第三版……!やっぱりね」
デルタ:「この地図は間違ってるんですよ。前に雑誌で言ってました。今、回収騒ぎになってるんですって」
???:「はれぇ!お国の出してる地図にそったら間違いがあるってぇ事がい?」
???:「こりゃあ迷う訳だなぁ……あんがとうなぁ兄ちゃん!」
デルタ:「あるってぇことだから仕方ないべ」
デルタ:「いえいえ」
デルタ:「ではさいならー」
デルタ:スタコラサッサー
???:「はぁー、都会はおっそろしいとこだべや……」
???:などとブツブツ言いながら去って行きます。
デルタ:(出会った人が必ずしも親切だとは限らんのだ……済まぬ…済まぬ……)
GM:という所で何もなければシーン終了です。
GM:ロイスのみ取得可。
デルタ:ロイスとります!
デルタ:迷ってた人/???/田舎ものめ…/騙してごめんネ:○/ロイス
GM:PN逆じゃないですかw
デルタ:N/P逆だw
デルタ:すみません
デルタ:迷ってた人/???/騙してごめんネ:○/田舎ものめ…/ロイス
GM:では修正して、共有メモ作成もお願いしますね!
デルタ:はい
GM:ではシーンカット。
GM:続いては順番を繰り上げて木村さんのOPを開始します。
木村計正:侵蝕が今のところ3人とも33ですね
木村計正:美しい……
GM:本当だ……
木村計正:この調和を保つために、私の侵蝕ダイスは上げずとも良いのでは?
GM:却下します
木村計正:< 'ー=ー' >オゴーッ
木村計正:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 2[2]+33 → 35

GM:ていうかデルタくんも侵蝕ダイス振ってないですねwあとで纏めて振ってください。
木村計正:< 'ー=ー' >世界は綺麗だ
デルタ:すまんこったです……
GM:————
GM:UGN五月町支部・応接室
GM:木村さんは応接室のソファに座り、机を挟んで支部長と向かい合っています。
鬼怒旗:「いやあ、わざわざお呼び立てしてすいません、木村さん」
木村計正:「いいえ、これが仕事なものですから」
鬼怒旗:鬼怒旗支部長は総髪を掻きながら申し訳なさそうに話を切り出します。
鬼怒旗:「世間話も何ですから、いきなりですが本題に入らせて頂きます」
鬼怒旗:「ここ数日、五月町では不審な事件報告が相次いでいます」
木村計正:「……報告は受けております」手元のタブレット端末を操作する。
木村計正:「警察側でも、上手くそちらと連携できるよう努力してはいるとの話ですが」
木村計正:「……やはり現状、R事例に対してはUGN主導で動くべき、との意見も一部で出ております」
鬼怒旗:「はは……お話が早くて助かります」
鬼怒旗:「警察側でそういった意見がある、という事は存じております。しかし……」
鬼怒旗:「この五月町は元々R事例の少ない町でして、この半年間でも4件程度しか確認されていません」
鬼怒旗:「そのいずれもが突発的なジャームの暴走。過去の事例も似たようなものです」
木村計正:「……」沈黙で聞く。鬼怒旗側から協力要請を切り出すタイミングを見定めているのだ。
鬼怒旗:「そして、五月町署の長がどちらかというとUGN排斥派に属しているという事もあり……」
鬼怒旗:「お恥ずかしながら、現状警察との連携が密に取れているとは言い難い」
木村計正:「なるほど。現場レベルでの衝突は少ないものの」
木村計正:「現状、相互不干渉状態……と見ることもできるかもしれません」
鬼怒旗:「ええ……ごく個人的なコネクションを除いて、警察組織とは不干渉を守る、というのが暗黙の了解となりつつあります」
鬼怒旗:「しかし、そこに来て今回の散発的事件が立ち上がってきた。これに対してはどうしても数の力が必要になります」
鬼怒旗:「今回木村さんをお呼びしたのは、有体に言えば我々と警察組織との折衝役になって頂きたい、という事なのです」
木村計正:「……」五呼吸ほどの間を置いて、話しはじめる。
木村計正:「鬼怒旗支部長。私は確かに、警察組織内の折衝を任される立場ではあります」
木村計正:「しかし、これは実権を伴っている、という意味合いではなく……特調としての影響範囲にも、限りがある事はご理解頂きたい」
木村計正:「——しかし、五月町の事件。これも看過できるものではありません」
木村計正:「…………引き受けましょう。僕の及ぶ範囲で、力をお貸しします」
鬼怒旗:「……ありがとうございます」深々と頭を下げる。
鬼怒旗:「実際、今まで貴方のような交渉役が我が支部には居りませんでしたから、大変に助かりますよ」
鬼怒旗:「まあ、これも警察との連携を怠ってきた私の身から出た錆とも言えますが……」
鬼怒旗:照れ隠し気味にお茶を啜る。
木村計正:「いいえ、衝突をここまで避けてくださっただけでも、鬼怒旗支部長の働きは実にありがたいものです」
木村計正:「お陰で、僕がスムーズに仕事に取り掛かれます。支部によっては、まずそこから解決する必要も出てきますもので」
木村計正:話しながらもタブレットを操作し、警察側にいくつかのメールを送っている。
木村計正:「こうした案件は、可能な限りマンパワーを集中して、短期で原因を探るのが得策でしょう」
木村計正:「近頃になって『事件が散発するようになった』という事は、事件を引き起こす一つの何かがある、という事かもしれません」
鬼怒旗:「ええ、何か一つの原因に端を発しているかもしれないし、そうでないかもしれない」
鬼怒旗:「それを確かめる為にも、警察の助力は不可欠です。……改めてよろしくお願いします」
木村計正:「今週中にも、五月町に住所を移します。交渉には明日すぐ取り掛かりましょう」
木村計正:「……警察からも、是非よろしく願います」
鬼怒旗:握手を交わそう!
木村計正:ユウジョウ!
鬼怒旗:ユウジョウ!
GM:ではユウジョウを確かめ合った所で演出など無ければシーンカットとなります
GM:ロイスのみ取得可。
木村計正:大丈夫です!ユウジョウ!
木村計正:鬼怒旗さんにロイス取ろうーっと
木村計正:協力相手/鬼怒旗支部長/有為:○/厄介/ロイス
GM:厄介w
GM:ではシーン切ります。
どどんとふ:「」がログインしました。
GM:それでは最後のOP。残りの2人でやっていきます!
由希嶋四香:はいさー
GM:————
GM:あ、先に聞いておくのを忘れてた
GM:お2人とも同じ高校という事で大丈夫ですか?
井坂勇太:はい!
由希嶋四香:無論です
GM:で、由希嶋さんがクラスは別が希望という事ですが
GM:井坂さんもそれで構いませんか?
井坂勇太:合わせます!
GM:よろしい!では始めていきましょう
GM:三月高校・校舎。
GM:時刻はお昼時。井坂くんと由希嶋さんの2人は今……どこに居ますか?
由希嶋四香:中庭あたりでクラスメイトとお昼ごはん食ってます
GM:井坂くんはどうでしょう
井坂勇太:由希嶋に誘われていなければ、剣道場で素振り。
GM:なるほど……バラけてきた!
由希嶋四香:じゃあ剣道場の隣の中庭で飯を食っていればいいのでは?
GM:そうしましょう。
由希嶋四香:格子窓越しによくやるなーと思いながらクラスメイトと談笑している
GM:侵蝕ダイスを忘れずにね!
井坂勇太:黙々と素振りしています。
由希嶋四香:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 10[10]+33 → 43

井坂勇太:1d10+30
DoubleCross : (1D10+30) → 1[1]+30 → 31

GM:対照的な2人
由希嶋四香:格差からずやね……
藍沢理呼:「四香~!どこ見てるの?」
藍沢理呼:クラスメイトの藍沢さん。噂好きの女子高生である
由希嶋四香:「んー? いや、相変わらず剣道部はストイックだな、と思ってさ」
藍沢理呼:「あぁ~、井坂くんだね。よくやるよねぇ」購買のパンをほおばりながら
藍沢理呼:「でもあの素振りしてる横顔……結構イケてる感じじゃない~?」
由希嶋四香:「へえ、理呼は、ああいう子がタイプなの?」
藍沢理呼:「ん~、スポーツマンは嫌いじゃないかなぁ。四香は~?」
井坂勇太:「……」 剣道場で黙々と素振りをしている。
由希嶋四香:「まあ、知らない仲じゃないけど、あんまりそういう風に思ったことはないかな」
藍沢理呼:「ふぅ~ん」ちょっとニヤつきながら紙パックのジュースを飲む。
由希嶋四香:じゃあ、井坂くんが一息ついた辺りで、軽く手を振ってみようかな。
井坂勇太:タオルで汗を拭いているところで、手を振られていることに気付く。
井坂勇太:由希嶋の方に近寄る。
由希嶋四香:「相変わらず真面目だね、井坂。見てるこっちが暑くなりそうだ」マフラーをぱたぱたと揺らす。
井坂勇太:「由希嶋、何かあったか?」
由希嶋四香:「何もなかったら、手を振っちゃ駄目なのかい?」
井坂勇太:「いや。」
由希嶋四香:「……相変わらずだな君は。そんなんじゃ女の子にモテないよ?」
井坂勇太:「そうか。」 竹刀を竹刀入れに仕舞う
由希嶋四香:「……とまあ、こういう奴だ」と理呼さんに振り向いて。
由希嶋四香:呆れたように肩を竦める。
藍沢理呼:「ふぅ~ん、中々良いカップルに見えるけどな~」
藍沢理呼:両人差し指と親指で四角形を作る。
由希嶋四香:「冗談にしたってもっとマシなのがあるだろ?」よいしょと四角形を引き離す
由希嶋四香:「井坂はお昼は食べた?」
藍沢理呼:「ああん」
井坂勇太:「あぁ。」
井坂勇太:由希嶋の頭をポンポンと2回軽く撫でる。
井坂勇太:(183cm)
由希嶋四香:「!? やめたまえ!」(153cm)
黒川合歓:「……それは残念……ヒヒッ」
由希嶋四香:「うわ!」
黒川合歓:いつの間にか女子2人の後ろに立っているぞ
井坂勇太:「黒川か。」
黒川合歓:黒川合歓。井坂くんや由希嶋さんとは別クラスの一年生だ。
黒川合歓:貞子に似ているが交友関係は広い。
黒川合歓:「ヒヒ……お弁当、たくさんつ、作って来た……」
由希嶋四香:「お弁当はいいから、いちいち死角から登場するのをやめてくれ」
黒川合歓:「ふふっ、驚いた顔、好き……」
由希嶋四香:「ボクはあまり好きじゃないな……」
藍沢理呼:「相変わらずだね~ねむねむは…」
由希嶋四香:「ねむねむ……」
黒川合歓:「それで……な、何の話、してたの……?スプラッタな話……?」
由希嶋四香:「どういう過程を通ったらその話になると思うんだい……?」
黒川合歓:「ご、ご飯時には、スプラッタ……会話も弾む、から……ヒヒ」
黒川合歓:「そうそう、スプラッタといえば……」おもむろに弁当箱(重箱三段)を広げながら
黒川合歓:「最近、変な噂があ、ある……怪人が人を攫って、改造人間にしてる、とか。ヒヒヒッ」
由希嶋四香:「ところで井坂、この未開封のトマトジュースを君に進呈しよう。特に今の話とは関係ないが、飲む気がなくなった」
藍沢理呼:「あっ、私も聞いた事ある~。ちょっと違う話だけど」
由希嶋四香:「怪人? 随分とまた具体性に欠けるね……」
井坂勇太:黒川からいつのまにか渡された箸を持って、いただきますの手を合わせている。
藍沢理呼:「うん~。なんか黒ずくめの怪人が出てきて、すごい勢いで攫われちゃうんだって」
藍沢理呼:「攫われた人は秘密の人体実験に使われるとか使われないとか~、そんな噂」
黒川合歓:「ヒヒッ……召し上がれ……」
由希嶋四香:「特撮じゃないんだから……。いつから広まったてるんだい、その噂」
黒川合歓:「わ、私が聞いたのは、3日ぐらい前、かな……ヒヒッ」
藍沢理呼:「あ、私もそのぐらい~。友達から聞いたんだぁ」
井坂勇太:「そうか。」 と言いつつ、それとなく由希嶋の顔を見る。
由希嶋四香:「どうせその友達も友達から聞いたんだろ? やれやれ」インスタントのナポリタンスパをよけている。
藍沢理呼:「せいかい~。まあ都市伝説ってそんなもんだよねぇ」
由希嶋四香:「秘密の人体実験ってのもいかにもって感じだね。バッタ人間にでもなるのかい?」
黒川合歓:「ヒヒッ、でも、今回はそれだけじゃない……ような気が、する」
藍沢理呼:「私はどうせならウサギの改造人間がいいなぁ」
井坂勇太:「黒川の勘は、よく当たる。」
由希嶋四香:「やめときなよ。目が充血しちゃうぜ」>ウサギ
由希嶋四香:「それだけじゃないって……何かきっかけでもあったのかい」
黒川合歓:「ヒヒッ……ただの、勘」
黒川合歓:「でも、井坂くんの言うとおり……私の勘はあ、当たる……主に悪い方向に」
由希嶋四香:「君が言うと洒落にならないんだけどな……」
井坂勇太:「大丈夫だ。俺が何とかする。」
由希嶋四香:「もしもの時は、君たちはボクが守ってあげるよ」
藍沢理呼:「おおっ、男らしいねぇ~」
井坂勇太:「俺は強いからな。」
由希嶋四香:「…………」先に言われた、という不満げな顔。
黒川合歓:「ヒヒッ……た、頼もしい」
井坂勇太:由希嶋の視線に気付いて、頭を2回ポンポンと軽く撫でる。
藍沢理呼:「はいはい、四香にも期待してるからね~」後頭部を撫で回す!
由希嶋四香:「だから、そういうのをやめろ! ホントに!」
井坂勇太:「そうだ由希嶋。」
井坂勇太:「今日の(支部長と会う)約束だが、何時頃に行けばいい。」
由希嶋四香:「ああ。放課後の……」
藍沢理呼:「えっ?えっ?」
藍沢理呼:「何々、もうそんな関係だったの~?」
黒川合歓:「ヒヒッ!ヒヒヒヒッ!」
由希嶋四香:「!」 気付く。「違う! そういうのじゃない!」
由希嶋四香:「キミも紛らわしい言葉で言うな!」
井坂勇太:「?」
井坂勇太:「すまない。分かったら教えてくれ。」
藍沢理呼:「いやぁ~四香も隅におけないねぇ、このこの~!」
井坂勇太:と言って、立ち去ります。
由希嶋四香:「五時から! いつものバイト場所だ!」それとなくフォロー。支部の意味。
由希嶋四香:「この……ほら! 昼も終わる! さっさと帰った帰った!」
黒川合歓:「ヒヒッ、同じバイト場所……何か、ある。私のサイドエフェクトが……そう言ってる……ヒヒヒッ」
藍沢理呼:「もう、照れるんだからぁ~」
由希嶋四香:「さては君らグルか!? そうなんだな!?」
藍沢理呼:「あはは~、どうだろうねぇ~」
黒川合歓:「ヒヒッ、授業、お遅れる……よ」
GM:そんなこんなでじゃれ合いながら教室に向かっていきます。
由希嶋四香:いえさー。
GM:————
GM:放課後。
GM:井坂くんと由希嶋さんは『バイト先』に向かって通学路を歩いています。
由希嶋四香:「だからだな。キミはもう少し言葉をだね……」 ぐちぐちと説教。
井坂勇太:「…すまない。」
由希嶋四香:「フン。まあいいさ。——件の噂、どう思う?」
井坂勇太:「大丈夫だ。何とかする。」
井坂勇太:「俺は強いからな。」
由希嶋四香:「自信家なのは結構だけどね。せいぜい足を引っ張らないようにしてくれよ」
井坂勇太:答える代わりに、由希嶋の頭をポンポン撫でる。
由希嶋四香:「だから、それをやめろ!」
GM:そんなこんなで歩いている内に、2人はふと違和感に気付きます。
GM:時刻は夕方、まだ下校する学生や買い物帰りの人々で賑わっている筈の路地に
GM:人っこ一人として居ない。
由希嶋四香:「…………?」
井坂勇太:立ち止まる。
GM:そして……路地裏から一人の男が
GM:いや、三人の男たちが姿を現します。
GM:そろって黒いローブのようなものを着込んでいる。顔はフードに隠れて見えない。
由希嶋四香:「……っ」眉根を寄せる。
???:「……」「……」「……」
由希嶋四香:「この季節に、ローブ……」
由希嶋四香:「イスラムの御婦人、というわけではなさそうだね」
井坂勇太:「由希嶋、気をつけろ。」 赤いクリスタル製の勾玉を取り出す。
GM:男達は2人の正面に扇状に並ぶと、
GM:一斉にローブを脱ぎ捨て、こう叫びます。
???:「「「イーーッ!!!」」」
由希嶋四香:「ボクに命令するんじゃあない、《レッドフェンサー》」
由希嶋四香:「…………………………。」
GM:演出戦闘!襲い来る戦闘員たちを上手くいなしてください。
戦闘員:「イイーッ!!」戦闘員Aが由希嶋さんに飛び掛る!ハヤイ!
戦闘員:同時に戦闘員Bが井坂くんに飛び掛る!ハヤイ!
由希嶋四香:「……………」
由希嶋四香:無言でその隣を通り過ぎる。
由希嶋四香:「……まあ、良いけどさ」
戦闘員:「イーッ!?」戦闘員Aの攻撃は空振り!戦闘員Aはおどろきとまどっている!
由希嶋四香:戦闘員を猛烈な『寒気』が襲う。突如として冬の池に放り込まれたような寒気だ!
井坂勇太:「くっ」 かがんで避け、勾玉を持った方の手で戦闘員Bを軽く殴る。
由希嶋四香:「そりゃね。言われたよ。改造人間だってさ」
戦闘員:「イッ……イイーッ!?」
由希嶋四香:「—— そ の ま ま か よ ! ! 」  
戦闘員:「イーッ!」戦闘員Bは殴られた衝撃で転倒!だがすぐさま跳ね起きる!
井坂勇太:瞬間、井坂の体を炎が包む。
戦闘員:おどろくべき身体能力だ
戦闘員:戦闘員Cは遠巻きに闘いを見ている。
由希嶋四香:あ、ワーディング張っていいですか?
戦闘員:いいですよ!
由希嶋四香:《ワーディング》。周辺の空気が急激に澄みきる。
戦闘員:「イーッ!?」「イイーッ!」「寒ッ」
由希嶋四香:「何だか知らないが——襲ってくるのなら、冬のナマズのように大人しくさせてやる」
戦闘員:戦闘員たちは動揺しているが、倒れるような気配はない。
井坂勇太:では、怯んだ戦闘員の近くで、炎の柱が上がる。
井坂勇太:井坂の体を包む炎が火柱になり、
戦闘員:「イーッ!?」「イイーッ!」「熱ッ」
井坂勇太:「はぁっ!」 腕を振るとその炎が散って赤い防具を身につけた井坂が
井坂勇太:「……レッドフェンサー、参る。」 赤い剣を構える。
由希嶋四香:雪が井坂くんの周りを舞う。溶ける気配は無い——何故ならこれは、彼女が作りだした光学的幻影だからだ。
戦闘員:「……イーッ」「イイー」「イーッ!」
戦闘員:戦闘員達は寄り集まってなにやら相談している!
由希嶋四香:「今更だけど、ワーディングでも倒れないか……そりゃ、こんな一般人いたら嫌だけどさ」
戦闘員:「「「……イイーッ!!!」」」
井坂勇太:「問題ない。俺は強いからな。」
戦闘員:戦闘員達は にげだした!
戦闘員:《瞬間退場》×3。
由希嶋四香:「! チッ!」右腕を振る! 高密度の冷却幻覚空間が圧縮された光の矢を放つ!
井坂勇太:剣を振って炎を飛ばす
由希嶋四香:チッ、行動封殺型には鬼門のエネミーエフェクトを積んでるとは!
GM:恐るべき冷気の矢と業炎が戦闘員達に向かって飛来!だが!
戦闘員:「「「イイーッ!!!」」」
GM:戦闘員達は恐るべきチームワークでアクロバティックにこれらを回避!瞬く間に路地裏へ消え去った!
GM:後に残ったのは、焼け焦げたローブだけだ。
井坂勇太:「……逃げたか。」 剣を腰の鞘に収めると、防具ごと砕けて消える。
由希嶋四香:「何だったんだ……」
由希嶋四香:「追いかける……より先に、報告か。ばかばかしいけど」
GM:そう、君達はこの事をUGNに知らせるべきだろう。最近起こっている事件と明らかに関係がある。
由希嶋四香:「行くよ、井坂。あの馬鹿げた噂ともども、伝えとかなきゃならない」
井坂勇太:「あぁ。」
由希嶋四香:「これはボクの領分だ」
井坂勇太:「……あぁ。」
GM:といった所で何もなければシーン終了です
GM:ロイス取れます。
由希嶋四香:敵?/イーッて叫ぶあいつら/滑稽/不快:○/ロイス
井坂勇太:-不審者/戦闘員/好奇心/敵愾心:○/ロイス
GM:以上で大丈夫ですか?
井坂勇太:はい!
由希嶋四香:以上です!
GM:OK!
GM:アスハルさんは12時までに終わった方がいいんでしたっけ?
由希嶋四香:いやまあ大丈夫です
由希嶋四香:1時くらいまでは行けます
GM:フゥーム、ではもう一つ進めるとしましょう
GM:合流シーンです。全員登場してください!
井坂勇太:1d10+31
DoubleCross : (1D10+31) → 6[6]+31 → 37

GM:シーンプレイヤーはデルタくんだ!
由希嶋四香:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 8[8]+43 → 51

デルタ:33+2d10
DoubleCross : (33+2D10) → 33+17[9,8] → 50

木村計正:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 2[2]+35 → 37

由希嶋四香:なんだこの侵食率格差
GM:なんか露骨に別れますね・・・
GM:ではミドルフェイズ。
GM:————
GM:UGN五月町支部・食堂。
GM:夕食時だが職員の数は少ない。事件の捜査に追われているのだ。
GM:鬼怒旗支部長と木村さんは、先程と同じような配置で机を挟んで向かい合っている。
鬼怒旗:「いや、すいませんね。食事がまだだったもので……」
木村計正:「お気になさらず。僕も実はそうでしてね」
鬼怒旗:「はは、それは丁度良かった。この支部では食事を摂りながら会議をする事も珍しくないもので」
鬼怒旗:「たまに外部の方が来られると、つい無作法を晒してしまいがちなのですよ」
由希嶋四香:「正直、その風潮はどうかと思うよ、支部長」
由希嶋四香:「重要な会議まで開けた食堂でするんだから」
鬼怒旗:「おや、由希嶋くん」
由希嶋四香:と、背後から愚痴を言いながら登場する
鬼怒旗:「はは……大丈夫ですよ。この食堂の主が誰か、貴方も知っているでしょう?」
木村計正:「どうも」立ち上がり、軽く会釈する。
鬼怒旗:「あの人の前で盗聴や盗撮の類は不可能ですよ」
井坂勇太:由希嶋の後ろから会釈をしながら入ってくる。
木村計正:「警察の木村です。登録名“カウザルギー”」
由希嶋四香:「心がけのことを言ってるのさ、ボクは」
鬼怒旗:「ああ、井坂くんも。紹介が遅れました、こちらの2人はウチのチルドレンとイリーガルです」
木村計正:「しばらく、鬼怒旗支部長の陣頭指揮で仕事をさせてもらうことになる。よろしく」
由希嶋四香:「……警察?」 露骨に不審な目を向けるぞ
鬼怒旗:「はは、気をつけますよ、由希嶋くん」
由希嶋四香:「UGN下で? 酔狂なことだね」
デルタ:「鬼怒旗支部長! ”キス・オブ・デス”デルタめがただ今戻ってまいりましたよ!!」 大声で食堂に入ってくる
鬼怒旗:「こちらの木村さんは主に警察との交渉役を務めて頂きます」
鬼怒旗:「ああ、デルタくん。お帰りなさい。丁度いいタイミングだった」
由希嶋四香:「協力するのはまあいいけど、そっちのしがらみには巻き込まないでほしいね」
鬼怒旗:「とりあえず皆座って、今回の任務について説明しましょう」
由希嶋四香:「げっデルタ」
デルタ:「へへへ、鬼怒旗支部長のためなら火の中水の中……! どこにでも参る所存であります!」
デルタ:「うるへー、由希嶋」
井坂勇太:促されるまま座る。
木村計正:静かに席につく。
デルタ:「人の顔を見るなりゲッとはなんだね、ゲッとは」ドカッと席に着くぞ
鬼怒旗:「ああそれと、何か食べたい方は何でも頼んで構いませんよ。これも効率化の一環です」
由希嶋四香:「ゲッてやつにゲッって言って何が悪いのさ。あとコードネームを叫ぶな」
由希嶋四香:「キミ前も町中でそっちを名乗ったことがあるだろう」
由希嶋四香:「……きつねうどん」 頼むよ
おばちゃん:「はいよー、きつねうどんね!」
井坂勇太:片手で『結構です』のジェスチャー
デルタ:「おばちゃん、僕アイスね」
木村計正:「では、僕もきつねうどんで」
デルタ:「ナポリタンのやつ」
おばちゃん:「きつねうどんもうひとつと、ナポリタンアイス?酔狂だねぇ!アッハハ!」
おばちゃん:「勇ちゃんはちゃんと食べないと持たないよ!UGNは体力勝負だからね!」
おばちゃん:といいつつ食堂の奥へ引っ込む。
由希嶋四香:席に着く。「《アウロラグルーム》。よろしく」
木村計正:「活気に満ちた支部のようで、何よりです」お冷を飲んで、小さく笑みを浮かべる。
木村計正:「よろしく。支部外での仕事では由希嶋くんと呼ぶべきかな」
由希嶋四香:「……ご勝手に」 名前を知られている。挑発が流されていることにやや不満げ。
鬼怒旗:「はは……まあまあ由希嶋くん、抑えて」
鬼怒旗:「さて……本題に入りましょう」
井坂勇太:由希嶋の様子を横目で見ている。
鬼怒旗:「現在この五月町で起こっていると思しき事件は主に三つ」
鬼怒旗:「俗に『歩く死体事件』と呼ばれているもの、『両断鬼』と噂される殺人犯……」
鬼怒旗:「そして頻発している失踪事件です」
由希嶋四香:「だったら、もう一つ追加だ。」 割り損ねた割り箸を持った手を上げる
鬼怒旗:「おや?」
由希嶋四香:「秘密組織の戦闘員みたいな奴らに襲われた。ボクと井坂がね」
井坂勇太:コクリと頷く
鬼怒旗:「秘密組織の……戦闘員、ですか?」
デルタ:「へぇ、戦闘員?」
鬼怒旗:「それは具体的にどのような?」
由希嶋四香:「そうとしか言いようがないんだよ……」嫌そうに
デルタ:「『キーッ』って鳴いたでしょ?」
由希嶋四香:「『イーッ』だったな。なあ井坂」
木村計正:「『仮面ライダー』のショッカーみたいな、という意味かな?」半信半疑だ。
デルタ:「『イーッ』かぁ。じゃあ僕の知ってる戦闘員じゃないな……」
井坂勇太:頷く
鬼怒旗:「…………戦闘員……」
鬼怒旗:「冗談のような話ですが……2人揃って見た、となると一笑に付す訳にも行きませんね」
由希嶋四香:「正直、ふざけているのかと思った」
由希嶋四香:「だがワーディングの中でも動いていたから、間違いない」
鬼怒旗:「ふむ、オーヴァードだと」
鬼怒旗:「その……戦闘員は、何か目的を感じさせる動きをしていましたか?」
由希嶋四香:「どうだろう。迎撃したらすぐに逃げて行ったからね……」
由希嶋四香:「ただ、学校で同じような噂が流れていたから、ボクらだけを狙っていたわけでもないみたいだ」
鬼怒旗:「ふむ……失踪事件と関連があるかもしれませんね」
鬼怒旗:「オーヴァードなら、一般人を攫う事は容易ですから」
木村計正:「……。しかし、『鳴き声』の意味は?」
おばちゃん:「アッハハ!そりゃあなた!」おばちゃんがお盆を抱えて出てくるぞ
おばちゃん:「悪者ってのは解りやすい特徴を持ってるもんさね!」
おばちゃん:「はい、きつねうどん2つとナポリタンアイスね!」
木村計正:「そう考える『何者か』が、彼らを操っている可能性があるのかもしれません」割り箸を割る。
鬼怒旗:「ふむ……ありえない話ではない」
木村計正:「細かい点ですが、そういった部分に、核心が含まれているケースはあります。……もっとも」
木村計正:「単に僕の考えすぎであったこともあります」
由希嶋四香:「特撮好きが高じて悪の首領か? ぞっとしないね」
おばちゃん:「アハハ!おばちゃんは面白いと思うよ!」
おばちゃん:「黒幕が特撮好きだなんて気が利いてるじゃないか」
由希嶋四香:「誰に気を利かせてるのさ……。天におわす読者(かみさま)かい?」
おばちゃん:「さてねえ!でも、きっと何かの理由があると思うよ、おばちゃんの勘ではね!」
おばちゃん:「こう見えてもアタシは火サスの犯人を外した事がないのさ!」
デルタ:「おばちゃんの勘はよく当たるからね。怖いね」アイスにかぶりつく
由希嶋四香:「勘ねえ……。井坂は、あれらと切り結んで何か感じたかい」
木村計正:「確かに、詳しい話をまずは聞きたいものだね。せっかく目撃者が2人もいる」
井坂勇太:「逃げるまでが早かったな。」
由希嶋四香:「それは……いや、まあそうだが……」
井坂勇太:「だが逃げる直前、相談をしていた。」
木村計正:「つまり、撤退を選ぶ判断力がある」
木村計正:「先程『操られているかもしれない』と言ったが、それで彼らが自由意志で行動している可能性も出てきた」
由希嶋四香:「つけ加えれば、やはり一般人狙いだという推測も立てられる」
鬼怒旗:「ふむ……」
由希嶋四香:「こちらがオーヴァードだと判断したからすぐに逃げた、ということだな」
井坂勇太:「あぁ。」
木村計正:「そうだね。敵の動きに意味があると考えるなら、少しずつでも調べるべき物事を絞り込める」
デルタ:「ふむ……」(なんだかよく分からないけど、とりあえず頷いておこう)
木村計正:「的外れかもしれないが、無闇に調べまわるよりはいい。『一般人を狙い』、『オーヴァードの存在を知る』」
木村計正:「……少なくとも、何らかの形で『チーム化された』、『オーヴァードの集団』」
由希嶋四香:「支部長。その、今起きてる三件の事件で、関係ありそうなのは失踪くらいかな?」
鬼怒旗:「無関係だとは言い切れませんが……少なくとも今の話を聞く限り、戦闘員が関与している可能性が最も高いのは失踪事件でしょう」
由希嶋四香:「『両断鬼』と『歩く死体』も、もちろん放ってはおけないけれど」
鬼怒旗:「とにかく、向こうから接触してきた事は僥倖です。これを足がかりに捜査を進めて行きましょう」
井坂勇太:「?」 その2つの事件がどんなものか分からないので、由希嶋の顔を見る。
鬼怒旗:「今の所は、それが事件解決への一番の近道だと思います」
デルタ:「ははっ、このデルタめにお任せあれい!」
由希嶋四香:「……そういえばキミはイリーガルか。あとで三つとも、最低限は聞いておくこと」井坂くんの視線に気付き
鬼怒旗:「後ほど資料を配布します。しっかり目を通しておくように」
井坂勇太:「すまない。」
由希嶋四香:「デルタも、キミ本当に分かってるかい……?」
デルタ:「分かってるに決まってるでしょ! 失礼だなぁ! ぷんすか」
鬼怒旗:「デルタくん……資料は精確に記憶しておいてください。テストはさせて頂きますよ」支部長の目がギラリと光る!
デルタ:(分かってないけど舐められるのは嫌だからこう答えておこう)
由希嶋四香:「そう? ならいいけどさ。……ぷんすか……」
デルタ:「ひぇっ!」
鬼怒旗:正規エージェントには厳しいぞ!
デルタ:「ぜ、善処します……」
GM:といった所で、何も無ければシーン終了です。
GM:購入できるよ!やったねたえちゃん!
由希嶋四香:ならば来やれ、ボディアーマー
木村計正:ロイスは後回しにしよう。もっと会話してから
由希嶋四香:1dx+2
DoubleCross : (1R10+2[10]) → 8[8]+2 → 10

木村計正:ボディアーマーにするか!
木村計正:強化ビジネススーツで+2
木村計正:7dx+3>=12
DoubleCross : (7R10+3[10]>=12) → 9[2,5,7,8,8,9,9]+3 → 12 → 成功

由希嶋四香:財産はまだとっておこう……
木村計正:ワーッハッハッハッハ
井坂勇太:アームドスーツ
由希嶋四香:失敗でいいや
GM:さすがの社会値
由希嶋四香:オノレーッ
デルタ:ミーもボディーアーマーデース!
井坂勇太:2dx>=15
DoubleCross : (2R10[10]>=15) → 4[1,4] → 4 → 失敗

デルタ:1dx+3>=12
DoubleCross : (1R10+3[10]>=12) → 4[4]+3 → 7 → 失敗

井坂勇太:くっ
デルタ:ぐぎぎぎ
由希嶋四香:同じくロイスはまだいいです
デルタ:失敗で
GM:大丈夫ですかね?
デルタ:ロイスもいいです
GM:ではちょっとやり忘れてた事があったので、それだけ……
井坂勇太:ロイスは保留で。
鬼怒旗:「……そういえば」
鬼怒旗:「本日付でこちらに配属される筈のイリーガルが、まだ到着していませんね……」
鬼怒旗:腕時計を見る。時刻は7時を回ろうとしている。
木村計正:「……」怪訝な表情でタブレットを見直す。
デルタ:「……」ドキドキドキドキ
木村計正:「それは伺っていませんでしたね」
由希嶋四香:「遅刻かい? やれやれだな」
鬼怒旗:「先程連絡してみたのですが、携帯の電源が入っていないようで」
鬼怒旗:「……まさかとは思いますが、井坂くん達を襲った連中に巻き込まれた可能性もありますね」
由希嶋四香:「それは……あまり良くないね」
井坂勇太:「特徴は?」
鬼怒旗:「ええ、と……身長160センチ程で痩せ型、訛りが強い」
デルタ:「……」貧乏揺すりが激しくなる
鬼怒旗:「うん?デルタくん、どうしました?」
デルタ:「……い、いや……なんでも?」
デルタ:「ちょっとおなかの調子が……」ドキドキ
志筑小夜子:「支部長」
木村計正:「警察側に捜索をよこさせますか」
GM:食堂の入り口に小柄な少女が立っている。その隣には……先刻デルタくんが出会った男の姿が!
???:「もーーしわけねぇですだ支部長!お詫びのしようもねっ!」
デルタ:「はぅあ!?」
木村計正:「無事、到着したようですな。事件でなくてよかった」
大河内田吾作:「この大河内田吾作、一生の不覚!まさか都会の人間があげに冷てぇとはっ……!」
由希嶋四香:「デルタ、何をそんなに驚いてるんだ?」
鬼怒旗:「そのようですね。いや、良かった良かった」
デルタ:「べべべべ、別にィ? ……支部長! トイレ行ってきます!」
大河内田吾作:「かぐなる上は身命を賭し……て……」ドゲザ姿勢から顔を上げる。
大河内田吾作:デルタくんと目が合う。
大河内田吾作:「ああああああああ!!!あン時の!!」
木村計正:「知り合いかな。デルタくん」
デルタ:「あっ、いや、別に……」
大河内田吾作:「おめっ……おめぇさのお陰でおらは、おらはなぁ!」
由希嶋四香:「なんかまためんどくさそうなのが……」
大河内田吾作:「なしてあげな嘘ついたべや!素直に案内してければ!」
由希嶋四香:「井坂、ボクあっちでうどん食べてるから、終わったら呼んでくれ」
デルタ:「ハ、ハロー、ナイスチューミーチュー?」英語で逃げ切る作戦だ!
大河内田吾作:「ふざけんなこの!この!」ヘッドロック!農民の腕力は強い!
デルタ:「アゥチ! 痛い! 痛いってば!」
鬼怒旗:「デルタくん、後で大河内さんと一緒に会議室に来るように」
井坂勇太:分かった、と由希嶋に手を振る
デルタ:「は、はい……」シュン
木村計正:「まあ支部長、良いでしょう。まずはスムーズな協働が優先です」
鬼怒旗:「……フゥー。そうですね……今は事件に集中しましょう」
木村計正:「そちらが、大河内くん。で、そちらが……」志筑を見る。
志筑小夜子:「私はこの支部所属のエージェントです。志筑小夜子、“イクリプス”」
木村計正:「これはどうも。僕は警察の者だ。この度は市内の諸々の事件を受けて、本格的に協働作戦に当たらせてもらう事になった」
木村計正:「木村計正。コードは“カウザルギー”。よろしく」
志筑小夜子:「どうも。よろしくお願いします」あまり愛想は無い感じの声だ。
井坂勇太:2人の挨拶に合わせて会釈する。
鬼怒旗:「志筑くんは半年前まで本部に所属していたんですが、色々あってここに配属されました。若いですが実力は確かですよ」
木村計正:「なるほど。本部付の」
木村計正:「不審者撃退の件といい、レネゲイド能力の実力に関しては、信頼の置ける人材が揃っているようですな」
木村計正:(……しかし、足並みが揃っているとは言い難い。いざ事が起こった時、組織として動けるかどうか)
鬼怒旗:「ええ、その点には私も胸を張れますよ。少々個性的ですがね」
由希嶋四香:「ああ、今更だけど紹介しておく。その静かなのが《レッドフェンサー》井坂勇太。イリーガルだ」
木村計正:(まず……そこの懸念を解消していく必要があるか)
井坂勇太:紹介されて会釈する。
デルタ:「そしてこの中で一番優秀っぽい輝きを放っているのが、この僕! ”キス・オブ・デス”のデルタです!」
木村計正:「よろしく頼む。僕で力になれることがあれば、なんでも言ってほしい」井坂くんに握手を差し出す。
井坂勇太:「よろしく頼む。」
鬼怒旗:「我が支部で今動ける面子はこれで全員です。皆で協力し事件解決に努めましょう!」
木村計正:「デルタくんも、よろしくお願いする」こちらは会釈だけだ!
井坂勇太:握手に応じている
デルタ:「あっ……はい……」シュン
大河内田吾作:「がはは!こんだけ人数が揃ったんばどんな事件だろうがどんとこいだが!」
GM:ではそんな感じでシーンを切りましょうか
由希嶋四香:「いざとなれば、ボクが全部やってみせるさ」 と傲慢に呟いて終わる。
どどんとふ:「木村計正」がログアウトしました。
どどんとふ:「木村計正」がログインしました。
どどんとふ:「由希嶋四香」がログインしました。
どどんとふ:「デルタ」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「由希嶋四香」がログアウトしました。
どどんとふ:「由希嶋四香」がログインしました。
どどんとふ:「由希嶋四香」がログインしました。
どどんとふ:「由希嶋四香」がログインしました。
どどんとふ:「デルタ」がログインしました。
どどんとふ:「井坂勇太」がログインしました。
GM:では始めましょう……恐怖と惨劇の陸猫セッションを……!
GM:PC1・デルタ(はくぐいさん)http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1390046696/6
GM:PC2・由希嶋四香(アスハルさん)http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1385184522/17
GM:PC3・井坂勇太(米ットさん)http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1334773481/184
GM:PC4・木村計正(珪素さん)http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/10121/1327774113/119
GM:トレーラー

N県に存在する風光明媚な観光都市、五月町。
一時世間を騒がせた連続通り魔事件は一応の解決を見せ、町は再びかつての平穏を取り戻した。
しかし……間も無くUGN五月町支部の面々は思い知る。
かの凶行が、ただの始まりに過ぎなかった事を。

人々が日常を謳歌する裏側に見え隠れする不穏な兆候。
相次ぐ死者の目撃情報。頻発するオーヴァードの失踪報告。
放課後に現れる“両断鬼”の噂。支部に落ちる裏切り者の影。
そして暗躍する正体不明のセル・イデフィクストと、
浮かび上がるUGNの暗部。

世界の有様をも変える計画は、既にその一端を現し始めていた。

ダブルクロス The 3rd Edition『失墜のエデン』
ダブルクロス——それは裏切りを意味する言葉。

GM:ちなみに今初めて言いますが
GM:本セッションはキャンペーンの第一話であり、タイトルは『怪人日和』です。
GM:ではPC1から自己紹介をお願いします。
デルタ:ハーイ
デルタ:デルタです。
デルタ:苗字は捨てたよ
デルタ:ブラッドボムと紅の刃で視界攻撃します。
デルタ:以上で!
GM:ハヤイ!だがいいだろう!
GM:続いてPC2だ!
由希嶋四香:やあ。四香ちゃんだよ。
由希嶋四香:いけすかない系一人称ボク娘だよ。名前が変換し辛いのは御愛嬌だよ。
GM:辞書登録は紳士の嗜み
由希嶋四香:能力はほどほどの高行動値から、至近範囲にデバフ火力をぶちかますよ。
由希嶋四香:OPで早くもちょっと駄目な子になりつつある
由希嶋四香:けど警戒ロールを頑張ってゆきたい
由希嶋四香:小動物めいている! 以上だ!
GM:OK!警戒する小動物とはなんたるリョナ心をくすぐる心理設計か!
GM:巻いて行くぞ!次はPC3だ!
井坂勇太:井坂勇太。
井坂勇太:無口な高校生で、剣道をやっています。背が高い。ルックスもイケメンだ。
GM:帽子は被ってるのかな……
井坂勇太:コミュニケーションは苦手で迷惑をかける。だが心配はいらない。
井坂勇太:俺は強いからな。
井坂勇太:とまぁこんな感じの不器用少年です。
井坂勇太:能力としては、赤い勾玉状のクリスタルの力を開放して、炎を操る赤い剣士に変身します。
井坂勇太:由希嶋とは炎と氷で対になる感じなので、たくさん絡んでいきたい。
井坂勇太:以上。よろしくお願いします。
GM:果たしてその自信がいつまで続くかなぁ~?
GM:最後はPC4だ!
木村計正:はーい
木村計正:木村計正でカズマサ
木村計正:プレイヤーのポテンシャルを明らかに超えて政治的エリートロールをする大変なキャラです。
木村計正:人当たりが良いのが仕事なので、みんなと仲良くなりたいな。
GM:それは大変だ……
木村計正:あと、警察です!公安警察特殊犯罪調査室!ここは重要です。
木村計正:表面的には仲良しだけど、UGNと対立してるようなそうでないような、微妙な間柄ですね。
GM:国家権力!
木村計正:能力的には、なんとソラリスという特殊なシンドロームを使いこなし……
木村計正:高い社会的能力でミドルを突破したり、なんと社会能力で攻撃までしてしまいます
木村計正:装甲無視と視界射程を兼ね備えた優れもの……これは皆さんもソラリス信徒に転向すべきなのでは?
木村計正:以上です。よろしくお願いします。
GM:ソラリスで視界攻撃という算段ね……OKです
GM:さて、自己紹介も済んだ所でシーンを進めるとしましょう
GM:情報収集の時間だ!出たい人は出てもいいよ!
木村計正:私が出ずにはいられない
GM:シーンプレイヤーは由希嶋さんだ
木村計正:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 2[2]+37 → 39

由希嶋四香:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 3[3]+51 → 54

GM:1.怪人について 情報:裏社会・噂話 難易度8
GM:2・行方不明者について 情報:UGN・裏社会 難易度8
木村計正:私どっちでもいけますが、四香ちゃんはやっぱりUGNがいいですか?
由希嶋四香:コネがあるので普通に行方不明に関して調べます!
由希嶋四香:3dx+2
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 4[2,2,4]+2 → 6

由希嶋四香:財産点2! 財産点2を使う!
木村計正:じゃあ私は怪人で。強化ビジネススーツで+2。
GM:よかろう!
木村計正:7dx+2>=8
DoubleCross : (7R10+2[10]>=8) → 9[1,3,5,5,5,6,9]+2 → 11 → 成功

木村計正:ヌッホホホホ
由希嶋四香:あ、いや違う
GM:こちらも成功ですね。
由希嶋四香:こいつ情報4持ってんじゃん! 成功だよ!
GM:なんだと!成功だ!
GM:1.怪人について

怪人は一様に黒ずくめの装束を纏い、奇怪な叫び声を上げつつ人間を連れさるらしい。
由希嶋や井坂が体験したように、ワーディングに耐性を持つ事からオーヴァードで構成されている可能性が高い。
目撃情報は少ないが、今の所出没箇所は五月町の中心街周辺に限られている。具体的な目的は不明。

GM:2.行方不明者について

行方不明者に関してどれだけの割合で『怪人』が関与しているのかは不明。
しかしその数は現時点で昨年比の3倍以上まで増加している。
内2割程度がUGNの把握する潜在的オーヴァードである。

GM:演出などを入れつつこの情報に関して推理を進めるがよい
木村計正:じゃあ、やはり食堂にデータを持ってくる。
由希嶋四香:じゃあUGN資料室から資料でも持ってこようか
由希嶋四香:で、同タイミングでばったり出くわす。
木村計正:「……由希嶋くんか。今から支部長に報告に行こうと思っていたが」
由希嶋四香:「木村さん、だっけ?」 重い資料を机の上に並べる
木村計正:「とりあえずの捜査情報は提供してもらえた」横に並んで歩きつつ、記録メモリを取り出す。
由希嶋四香:「それくらい、してもらわなきゃ困るからね」
木村計正:「“戦闘員”……いや“怪人”と呼んだほうがいいのかな?凡その特徴は、由希嶋くんの言った通りらしい。正確な報告に感謝するよ」
由希嶋四香:「……ボクは見たままを言っただけだ。それくらいで感謝しないでくれるかな」
木村計正:タブレットの画面を操作して見せる。「出没地域は中心街周辺に偏っている。見た目にしては目撃情報も少ない」
木村計正:「ははは、見たままを言ってくれる人材というものは少ないからね。こういう仕事をしていると」
由希嶋四香:「目撃情報の少なさは、実際に攫われている人が多いから、かもね」
木村計正:「……なるほど。一応、支部長を通す前に情報を共有しておこうか。君の調査結果は?」
由希嶋四香:「今月までの行方不明者数は、昨年の三倍。まったく腹立たしいな」
木村計正:「報告には聞いていたが、信じがたいものだね」
由希嶋四香:「加えるなら、不明者リストを作るのは楽だったよ。その二割程が、こっちで監視してた潜在的オーヴァードだ」
木村計正:「敵がそれほど上手と見ていいのかもしれない。他には?」
木村計正:「……。オーヴァード?」
木村計正:「怪人は……オーヴァードを狙って攫っている可能性があるということか」
由希嶋四香:「目覚める前の感染者だ」
GM:ちなみにここでの潜在的オーヴァードとは、由希嶋さんの言うとおり
GM:既に発症していながら自覚症状の無い人間の事を指します。
木村計正:「ああ、そうだったね。レネゲイドウィルス……か」その辺りの概念はUGNと統一しきれていないのだ。
木村計正:「しかし」
木村計正:「……黒い怪人は、知られている限りその殆どがオーヴァード」
木村計正:「だとすれば、どこからオーヴァードの人材を調達してきたか……そこも不思議な点だったが」
由希嶋四香:「…………素体。」
由希嶋四香:「を、集めているのかもしれない」
GM:由希嶋さんの脳裏に、嫌な記憶が蘇る。
由希嶋四香:「人体実験……改造人間。特撮にはよくあるものなんだろうが」
由希嶋四香:「冗談じゃない。……冗談じゃあない」 触れた資料の端に、僅かに霜が立つ。
木村計正:「……。その通りだね」横目で霜を見つつ、低く呟く。
由希嶋四香:「ああ、レネゲイドウィルスは、オーヴァードを生み出す菌……ともいえないが、とにかくその媒体だ」
由希嶋四香:「それが『感染』し、更に『発症』することで、人は『オーヴァード』になる、と言われている」
木村計正:「資料で何度か見たことはある。しかし、実感として分かるというものでもなくてね。潜伏と発症……か」
木村計正:「……ならば、その“潜伏者”とやらを」リストを眺めながら。
木村計正:「怪人達は、どうやって知ったのだろう?それを見分ける術が……彼らにあっただろうかね」
由希嶋四香:「……ん。確かに、それは気になるな」
木村計正:「例えば、そういったレネゲイドウィルスの挙動について正確に理解している組織は、日本に多くはない……とされる」
木村計正:「“潜伏者”の存在を理解し、見つけ出すことができる者がいるとしたら……君たちUGNか、FHか」
木村計正:「あるいは……相手が何らかの手段で、この支部の情報を得ているか。僕の場合は、そう考えるかもしれない」
由希嶋四香:「ボクたちのリストだって完璧じゃないはずだ」
木村計正:「……しかし、相手の狙いが潜在的オーヴァードのみだとすれば」
木村計正:「さらに“残り八割”を見つけ得る手段がある……か」
由希嶋四香:「外部的な意見だね。あまり褒められたものじゃないよ?」>支部の情報を得ているについて
由希嶋四香:「この支部の情報網は、UGN支部の中でも高い方だ」
由希嶋四香:「残り八割……嫌な話だな」
木村計正:「僕の意見も全て可能性にすぎない。今のところは……だが、お互い次に調べるべき糸口は見えてきたはずだ」
木村計正:「由希嶋くんに話しておいて良かったかもしれないね。これから鬼怒旗支部長にも、調査結果を報告に向かうよ」
由希嶋四香:「……ふん。せいぜい、情報漏洩には気をつけてくれよ」
由希嶋四香:「君は頭が回るようだからね。うっかり怪人に連れ去られないように」
木村計正:「ふ。心配されてしまっているな。ありがとう」
木村計正:「僕の脆弱さは、僕自身がよく分かっている……。警戒は怠ったことはないさ」立ち去ります。
由希嶋四香:「迷惑をかけるなと言っているんだ!」憮然として。
GM:ではこの辺りでシーンを切りましょうか
木村計正:はーい
由希嶋四香:「支部長によろしく言っておいてくれ。ボクはまた外に行く」
由希嶋四香:いえさー!
GM:購入やロイスが取れるんだよ?
木村計正:なんだって~
木村計正:由希嶋さんに取りまーす
木村計正:協力者/由希嶋四香/感服/猜疑心:○/ロイス
由希嶋四香:木村さんに取ろう
由希嶋四香:外部協力者/木村計正/有為/警戒:○/ロイス
木村計正:購入もしちゃうぜ許せないぜ
木村計正:ボディアーマー買って上げようじゃないか
木村計正:7dx+3>=12
DoubleCross : (7R10+3[10]>=12) → 10[2,4,6,7,7,8,10]+9[9]+3 → 22 → 成功

木村計正:ワーッハッハッハッハ!それ拾え
由希嶋四香:オノレーッ社会強者!
由希嶋四香:あ、あんたなんかに買って貰わなくったって買えるんだ!
GM:ギブミーアーマー!
由希嶋四香:UGNボディアーマー!
由希嶋四香:1dx+2
DoubleCross : (1R10+2[10]) → 7[7]+2 → 9

木村計正:私自身はこの無敵ビジネススーツがあるから他の連中にくれてやろう
木村計正:ガーッハッハッハ
由希嶋四香:あとで下さい……
木村計正:ほれほれ、由希嶋くん~?このボディアーマーが欲しいのだろう?
木村計正:これがソラリスの力じゃ~~!ブヒヒヒ——ッ!!
木村計正:以上です。
由希嶋四香:悔しい……っ装甲値さえあれば、こんなピュアソラなんかに……!
GM:ビクンビクン
由希嶋四香:※ただし木村さんの攻撃は装甲無視である
GM:では次のシーンへ。
由希嶋四香:どうぞー!
GM:今回も情報収集!ただし判定はありません。
GM:前回得た情報を元に、どこに聞き込みをするか決めて頂きます。
GM:支部長との作戦会議の結果そこに赴いた……という形ですね。
井坂勇太:シーンプレイヤーは。
木村計正:まあ私は侵蝕率低いので全然出ちゃいますね。
木村計正:1d10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 3[3]+39 → 42

GM:シーンプレイヤーは木村さん。
木村計正:もはや無敵という他ない
GM:なんだこの低さは……
井坂勇太:出よう。
井坂勇太:37+1d10
DoubleCross : (37+1D10) → 37+10[10] → 47

井坂勇太:くっ
GM:ツケが回って来ましたね……!
デルタ:出るか~!
デルタ:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 8[8]+50 → 58

デルタ:ただでさえブラッドボムで死にやすいのに……
由希嶋四香:出るよ! もう!
GM:今回、最大2手に別れて情報収集する事が可能です。
GM:行き先については各自相談の事。
由希嶋四香:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 7[7]+54 → 61

木村計正:でもここまでの情報だと
GM:もちろん4人で一箇所に集まる事も出来ます。
木村計正:中心街とUGN支部くらいしか場所出てきてないなー
由希嶋四香:あと学校?
木村計正:学校関係してそうでしたっけ
GM:他の候補としては、噂の集まる学校や警察署などですね。
井坂勇太:噂してる人が学校には多かった。
木村計正:じゃあ学生の皆さんには学校行ってもらって、私は警察署でしょう。
由希嶋四香:デルタさんはどっち行く?
デルタ:じゃあ僕も警察署で……
木村計正:最大二手ですからね
由希嶋四香:いざゆかん
デルタ:難しい話になるんだろうなーデルタくんついていけるかなー ドキドキ
デルタ:GO!
GM:ではまず学校から行きましょう。学生ペアのお通りだーっ!
GM:————
GM:三月高校。
GM:時間は任意に選べる事とします。
井坂勇太:どうしよう。特に想定していなかった。
GM:無難な所なら昼休みや放課後ですね。
由希嶋四香:じゃあ昼休みでまた黒川さんの膳を囲んでましょう
井坂勇太:グッドアイデア
由希嶋四香:今度は最初から井坂くんも誘ってるぞ!
由希嶋四香:情報収集だからな!
GM:一人ぼっちは寂しいもんな
井坂勇太:では、黒川さんたちが膳を広げて待っているところに少し遅れて2人一緒にやってきます。
GM:では昼休み。2人は藍沢さんや黒川さんとお弁当を囲んでいる。
GM:あ、じゃあそうしましょう
由希嶋四香:「ハロー、黒川さん、藍沢さん」
井坂勇太:由希嶋の後ろに黙ってついてきている。
黒川合歓:「ヒヒッ……2人ともお揃いで……」
藍沢理呼:「あ、四香~、井坂く~ん」
GM:2人はベンチの上でお弁当を広げている。
GM:藍沢さんのは相応の可愛らしい弁当箱だが、黒川さんのは重箱の三段だ。
由希嶋四香:「よく作ってくるね……」
井坂勇太:座る。お弁当は特に持っていない。
井坂勇太:あ、いや
井坂勇太:2人分の弁当を取り出す。おばちゃんお手製だ。
井坂勇太:「由希嶋、ここでいいか?」 片方を渡す。
由希嶋四香:「ああ、どうも」受け取る。
藍沢理呼:「あれ~?井坂くんがお弁当持ってきてるの初めて見たかも」
由希嶋四香:「おばちゃんがくれたの?」
黒川合歓:「ヒヒッ……手作り、しかも手が込んでる……」
井坂勇太:「あぁ。」
由希嶋四香:「……って! だからそういうのじゃないって言ってるだろ!」
GM:彩り、栄養価、味付け、全てにおいて完璧なのだ!
井坂勇太:「?」 叫ぶ由希嶋を訝しげに見ながら弁当を食べている。
藍沢理呼:「おばちゃん……?お母さんの事?」
由希嶋四香:「ああもう、それはいい!」
由希嶋四香:「そうだ黒川さん! 例の噂はまだ流れてるのかい!?」
黒川合歓:「ヒヒッ……怪人の噂……かな」
黒川合歓:「丁度この前、新しいネタが入った……と、所」
由希嶋四香:「新しいネタ?」
黒川合歓:「怪人に狙われる人間は、……普通の人間じゃない、とか」
由希嶋四香:身を乗り出す。
黒川合歓:「ヒヒッ……人間じゃない人間を、怪人が狙う……ヒッヒヒ!」
藍沢理呼:「人間じゃない人間~?」
藍沢理呼:「それってムジュンしてると思うな~、私は」
井坂勇太:「……」 黙々と食べながら黒川の話を聞いている。
由希嶋四香:「…………。へ、へえ、最初から普通じゃない人間を狙う怪人?」
黒川合歓:「ヒヒッ……噂は噂、だから……本当の事は、分からない...」
由希嶋四香:「変な話だな。大体、普通じゃない人間なんてどうやって探すんだい」
藍沢理呼:「だって、人間は人間だから人間でしょ~?人間じゃない人間って……」
井坂勇太:「誰が狙われそうか、心当たりはあるか?」
井坂勇太:「黒川の勘は、よく当たる。」
藍沢理呼:「バケモノって事じゃないの?」
黒川合歓:「ヒヒッ……誰がね、狙われるかなんて……わかんないよ」
井坂勇太:「そうか。」
黒川合歓:「でも、こんな話もある……最近、見慣れない人間が、この町の色んな所に現れてる……」
黒川合歓:「何か良くない事を企んでるかも……って。ヒヒヒッ」
井坂勇太:その話を聞いて、再び黙って考え込む。
由希嶋四香:「それはもしかして、普通の不審者案件じゃないかな……」
藍沢理呼:「そりゃあ、五月町は観光都市だもん~」
藍沢理呼:「見慣れない人間ぐらい居るんじゃない?ねむねむ」
黒川合歓:「ヒヒッ……さあ、噂は噂……本当の事は、分からない……」
由希嶋四香:「そうだね。……噂のうちで終わらせられれば、それが一番良い事だろうね」
GM:黒川さんは不吉に笑いながらごまめを掻き回しています。
井坂勇太:食事を終え、由希嶋と自分の2人分の弁当を片付ける。
井坂勇太:おもむろに由希嶋の頭をポンポンと軽く撫でる。
由希嶋四香:「!?」
井坂勇太:「由希嶋、俺は教室に戻る。」
井坂勇太:「帰りは校門で待っている。」
由希嶋四香:「ああ、うん.……だからそれをやめるんだこの、この183㎝!」
藍沢理呼:「へぇ~、ふ~ん」ニヤニヤしている。
藍沢理呼:「ねえ四香~、そろそろ白状しなって~」
由希嶋四香:「ただの同僚だ!」
藍沢理呼:「んっふふ~」
黒川合歓:「ヒヒヒッ、青春……ヒヒッ」
由希嶋四香:「しかもあっちのが後輩のくせに……」
由希嶋四香:「どいつもこいつも……!」
GM:学校で得られる情報はこんな感じですね。
GM:やりたい演出など無ければ警察署パートへ進みます。
由希嶋四香:以上で。
GM:では場面は警察署に移ります
井坂勇太:はい!
GM:————
GM:五月町本署・署内。
GM:デルタくんと木村さんは警察署に聞き込みに来ています。
GM:目的は勿論、怪人についての情報を集める事。しかし……
GM:署内の雰囲気は2人に対してどこかよそよそしい。
GM:支部長が話していた、署長がUGN排斥派に属する人間だという話が俄かに信憑性を増してくる……
デルタ:「ねぇ~、お巡りさん。最近起きてる連続失踪事件についてちゃんと教えてって言ってるじゃんか~」
警官:「……あのねぇ、いきなりやって来てそんな事をいわれてね、はいそうですかって教える警官は居ないよ」
デルタ:「道は聞かれりゃ教えるのに、捜査状況は教えないなんて間違ってるよ!」
木村計正:「……いや、デルタくん。ここは一旦引こう。それはさすがに無理だ」
警官:「守秘義務ってものがあるんだよ!」
デルタ:「あっ、木村さんがそういうなら……運が良かったね!!」
警官:「ふぅ、全く……あなたが保護者の方ですか?しっかり見て貰わないと困りますよ」
木村計正:「……」さすがに額を抑える。ため息。
警官:親子か兄弟か、とにかく何らかの関係にあると見ているようだ。
木村計正:「いいえ。僕は特調の木村です。こちらは……」
デルタ:「デルタです!苗字は無い!」
木村計正:「……失踪事件の、重要関係者です。話を伺いたいと思いまして」さすがにUGNとはいえない!
警官:「我々もヒマでは無いん……で……と、特調?」
警官:「もしかして、公安警察の……?」
デルタ:「”キス・オブ・デス”って呼んでくれてもいいんだぜ?」
木村計正:「……ええ。彼も無関係の人間ではないことは、僕が保証します」
デルタ:「ふふふ……バキューン」手を銃の形にして遊んでいる
木村計正:「そちらで伺っているかどうかは分かりませんが、近頃発生している失踪事件に関しまして」
木村計正:「別組織との協働体制で当たっていることは、上の方に伺えっていただければ確認できると思います……」
木村計正:「……これを踏まえて、いかがですか?現場レベルで得ている、失踪に関する情報がありましたら」
警官:「そ、そうでしたか。これは失礼を……今責任者に確認を取ります。少々お待ちを」
木村計正:「……ふ。デルタくん。なかなかいい気概だね」警官を見送った後、笑顔で肩を叩く。
デルタ:「えへへ、どうもです」
木村計正:「少し聞いてもいいかな?君はこの事件について、どう思う?」
木村計正:「……無実の民間人が攫われ……そして、オーヴァードが関わっているかもしれない」
デルタ:「僕は……正直言って全然分かりません……でも」
デルタ:「無実の民間人を攫うなんて……酷すぎます! ……どうせならアイツとかアイツが攫われればよかったのに!」
どどんとふ:「由希嶋四香」がログインしました。
木村計正:「ははは。大学で嫌な奴でもいるのかな?何かあったら相談に乗れるかもしれない」敢えて姿勢を崩し、壁に寄りかかる。
デルタ:「あっ……」しおっ
木村計正:「……正直なことはね。今の世の中、良いことばかりとは限らない」
木村計正:「……けれど、美徳ではある。自分の嫌なやつは嫌だ、と……事件を捜査しない警察が許せない、と」
木村計正:「はっきり口に出して言える人間は、信頼に値する人間だと、僕は思っている」
デルタ:「木村さん……!」
署長:「……お待たせした」
GM:やや神経質そうな、大柄な男が2人の前に立っています。
木村計正:「……。いいえ。ご足労ありがとうございます、署長」さらに切り出そうとしたが、署長に向き直る。
木村計正:「特調の木村です。こちらは、参考人のデルタさん」
署長:「どうも。署長の縣(あがた)です」
木村計正:きっちりと礼をする。
署長:こちらも礼を返す。デルタくんの事は強いて視界に入れていないように見える。
デルタ:木村さんに続いてぺこりと礼をする
どどんとふ:「由希嶋四香」がログインしました。
木村計正:(……この場は、僕に任せていてくれ)小さくデルタに囁く。
デルタ:(はい……)
署長:「立ち話もなんだ、会議室が空いているから、お話はそこで」
署長:署長は署内の奥へのしのし歩いていきます
木村計正:その後に続く。(……鬼怒旗さんと違って、こちらはかなりの難敵だな。どう崩すかだ)
GM:——
GM:五月町本署・会議室
デルタ:(なんでもいいやー、木村さんにまっかせよーっと)
GM:部屋に案内された2人は、簡素な椅子に腰掛けます。
署長:「こんな所で済まないね、予算が無いもので」
署長:その顔はにこりともしない。
木村計正:「先日は“怪人”の出没地域に関する情報提供、ありがとうございます」
木村計正:「“向こう”側の情報と総合することで、失踪事件に関しても大きく進展があった、と伝え聞いています……が」
署長:「ふむ……」椅子を大きく軋ませて両手を組み、話を聞く姿勢。
木村計正:「やはり、僕の見た限りでは、あちらの捜査能力に関しては……ノウハウと人員で、日本警察に大きく劣っていると言わざるを得ませんね」
署長:「それはそうだろうな。人員の量も、質も違う」
木村計正:「事件の迅速な解決を導くには……何より、失踪した市民の方々を一刻も早く取り戻すには」
木村計正:「彼らの進展を待つだけでなく、こちらでも本腰を入れて調査を執り行う必要があると判断します」
署長:「無論、本腰を入れているとも」
木村計正:「理解しております。それをさらに推し進めるための協働作戦です——そのための資料も、こちらに」
署長:「失踪事件とは、本来我々の領域だ。『あちらさん』はどう思っているか知らんがね」
木村計正:由希嶋くんのデータを取り出す。情報漏洩ルートを探るために、データは無関係と思われる部分を故意に抜いている。
署長:「……」提示された資料に目を通そう。
木村計正:「……誘拐被害者は、その2割が潜在的な“感染者”です」
木村計正:「Rウィルスの潜伏。これに関しては、さすがに警察の領分で捜査の及ぶものではないでしょう」
署長:「“感染者”……か」
署長:署長の顔には、やや諦めに似た色が浮かんでいる
署長:「『特調』の木村くん……そして隣の彼も、UGNの関係者だろう」
木村計正:「人員の質と量。五月町署にはそれがあります。……彼らの調べ得た情報を元に、こちらで探りを入れていただきたい……」
署長:「君達が出張っているという事は、つまりそういう事だな」
署長:「ふん、君らが出張ると、我々はいつも日陰に回される。だが——」
木村計正:「当然、そのために僕が居ます。両組織の円滑な協力を導き、同一の目的……」
木村計正:「……事件解決を達成することが、僕の仕事です」
署長:「警察とは『そういう役割』を進んで引き受ける者の集団でもある」
署長:「……恐らくは君と同じように」
木村計正:「……」無言で一礼する。
署長:「事件解決については、無論我々も望む所だ。個人的な感情を挟む余地は無い」
署長:「この資料は情報を吟味した上で捜査関係者に配布しよう。新たな情報が入れば随時連絡を入れて欲しい」
木村計正:「……了解しました。全て迅速に心がけます」
木村計正:「あらためて、ご協力に感謝します、縣署長」
署長:「うむ……こちらからもよろしく頼む」
デルタ:「ねぇ」
デルタ:「ここお茶でないの? のど渇いたんだけど」
木村計正:「……」
署長:「…………」
署長:「……UGNも中々どうして、大器が揃っているようだ」
木村計正:協力者/デルタ/信頼/不快感:○/ロイス
木村計正:他になければこれでシーン終了で!
デルタ:はい!
GM:OK!
署長:「だが……デルタくんと言ったね」
署長:署長はおもむろに立ち上がると、デルタくんの肩にずしんと手をかける。
署長:「君も組織に身を置くなら、社会性という者を学んだ方がいいな。つまらぬ無作法で重要な交渉をフイにする事もある」
署長:肩に置かれた手が食い込む!尋常の膂力ではない
デルタ:「はぁ、心がけます……」眉がピクピクする
署長:「……では失礼する」
GM:という所でシーンカットです。ロイスとか購入とか。
木村計正:アームドスーツを買うぞ!
デルタ:ボディーアーマー!
木村計正:7dx+3>=15
DoubleCross : (7R10+3[10]>=15) → 10[2,5,7,8,9,9,10]+7[7]+3 → 20 → 成功

木村計正:ワーッハッハッハッハ
由希嶋四香:ブルーゲイル挑戦
デルタ:1dx+3>=12
DoubleCross : (1R10+3[10]>=12) → 9[9]+3 → 12 → 成功

木村計正:社会弱者の……なんだったかな?井坂?くんだっけ?
由希嶋四香:3dx+2
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 8[3,4,8]+2 → 10

木村計正:これでも拾いたまえ!
井坂勇太:迷惑をかける!
井坂勇太:装備します。
木村計正:由希嶋くんにも当然ボディアーマーをくれてやろう
GM:これが社会的強者……
由希嶋四香:ありがたや~
井坂勇太:私はICの強化素材を狙います。
井坂勇太:難易度15。
井坂勇太:2dx>=15
DoubleCross : (2R10[10]>=15) → 6[4,6] → 6 → 失敗

井坂勇太:くっ
GM:ロイスはよろしいですか?
由希嶋四香:nasi
デルタ:無しで
木村計正:私はもう取った
GM:井坂くんもよろしゅうござんすね?
井坂勇太:はーい
GM:では次のシーンに行く前に
GM:トイレ休憩!
GM:10分後再開します
どどんとふ:「由希嶋四香」がログインしました。
GM:さて、再開といきましょうか
GM:再び情報収集シーンです。全員登場。
GM:シーンプレイヤーは井坂くんです
GM:————
井坂勇太:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 3[3]+47 → 50

デルタ:1d10+58
DoubleCross : (1D10+58) → 3[3]+58 → 61

由希嶋四香:1d10+61
DoubleCross : (1D10+61) → 3[3]+61 → 64

木村計正:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 5[5]+42 → 47

GM:五月町支部・食堂。
GM:君達4人は一旦ここに集合し、情報を擦り合わせる事にした……
由希嶋四香:「……あの署長が、協力を?」意外そうに目を細める。
デルタ:「そうなのよ。もうね、木村さんがズバーッとやっちゃったからね」
木村計正:「まだ、口約束の段階だ。結果が出るまではなんとも言えない……が」
木村計正:「実際に署員は動き出しているようだ。由希嶋くんのデータが捜査に役立っている」
由希嶋四香:「驚いたな。本当に折衝役だったのか、キミは」
木村計正:「如何に警察といえど、ウィルスの潜伏感染者の存在だけは、知り得ない情報だったからね」
由希嶋四香:「……『噂話』も、この前の推測に追随するような内容になっていた」
由希嶋四香:「怪人どもは、『人間でない人間』を襲う、んだそうだ」
井坂勇太:「あぁ。」 頷く
木村計正:「……潜伏者。やはりある程度、裏付けは取れたといっていいか」
木村計正:「リストにある分の人間なら、警察が監視の目を光らせてくれるだろう。……それが役立つ相手とはいえないが」
木村計正:「少なくとも次以降の襲撃に関しては、これまで以上に正確な情報を得ることができる」
由希嶋四香:「……まあ、こっちはどちらかというと戦闘型だからね」
鬼怒旗:「やあやあ、遅れて申し訳ない」
鬼怒旗:入り口から支部長がエントリーします。
由希嶋四香:「井坂もデルタもそうだ。情報収集の助けがあるのは有難い」
由希嶋四香:「支部長」
井坂勇太:「他にも黒川が何か言っていたな。」
木村計正:「鬼怒旗支部長。お疲れ様です」一礼。
デルタ:「あっ、鬼怒旗支部長! どーもです。へへへ……」
由希嶋四香:「ああ、見慣れない人間がうろついてるって話かい?」
井坂勇太:会釈する
鬼怒旗:「どうも皆さん、お疲れ様です。捜査に進展はありましたか?」
木村計正:「先程メールで報告した通り、こちらの支部の情報を元に五月町署が本格的に動いています」
鬼怒旗:「おお……流石木村さん、既に署の協力を取り付けて頂けましたか」
木村計正:「……後の結果は、あちらの働き次第でしょう。しかし、進展ではあります」
鬼怒旗:「ふむ……ところで由希嶋くん、見慣れない人間がうろついている……と言ったかな」
井坂勇太:コクリ、と支部長に頷いて由希嶋を見る。
由希嶋四香:「ああ。ボクも井坂も聞いた。学校の噂だ。だけどここは観光都市だし、仕方ない面はあると思うけれど」
鬼怒旗:「ええ、その通りと言えばその通りなんですが……その話、少し気になりますね」
木村計正:「しかし、そう言及するということは、それだけどこか印象に残る人間ではあったのだろう」
GM:ここで情報判定に入ります
GM:3.怪人の行動について 情報:裏社会・警察 難易度10
木村計正:「犯罪者に関しても言えることだが……“他と違う”ことをするようになった人間は、まず挙動に現れる」
木村計正:「人間の意識は、自分で思うよりもそういった事に敏感だ」
GM:4.怪人の目的について 情報:警察・FH 難易度12
由希嶋四香:「つまり『見慣れない人間』というよりは、『なんとなく怪しい奴』がいると」
鬼怒旗:「なるほど……理に叶っていますね」
由希嶋四香:二つだけですか?
GM:二つですね
木村計正:警察すげえやっちまう得意
木村計正:なので4番は任せて下さい
由希嶋四香:じゃあまずは4番をお願いします
木村計正:情報収集チームを使いましょう。1/3
木村計正:技能で+3、強化ビジネススーツで+2、情報収集チームで+2
木村計正:7dx+7>=12
DoubleCross : (7R10+7[10]>=12) → 9[1,3,5,7,7,8,9]+7 → 16 → 成功

木村計正:いやあ、ギリギリでしたね。
GM:ソウデスネアハハ
由希嶋四香:このリッチマン……!
デルタ:圧倒的社会的強者……!
由希嶋四香:ではプアウーマンたる私が3に挑戦してくれる!
由希嶋四香:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 7[2,7] → 7

GM:プアーですね
由希嶋四香:ここで『財産点』を! 使おう!
GM:カネの力!
由希嶋四香:もはやボディアーマーを手に入れた以上、こいつに用は無い……
由希嶋四香:3点使って成功だ!
デルタ:ヒューッ!
GM:よろしい!では情報を開示します
GM:3.怪人の行動について

目撃された怪人の行動はほぼ全てが誘拐が目的と思われるものに限られるが、
不審者という括りで全体を俯瞰すると、こちらも地味ながら確実に増加している。
不審者が怪人の組織と何らかの関わりを持っているとするなら、頻発する誘拐事件は
むしろ陽動という可能性すら考えられる。

GM:4.怪人の目的について

目撃された不審者の残した微かな痕跡を綿密に調べた所、幾つかの施設で窃盗の
形跡が残されていた事が解った。盗まれていたと思しきものは、主に施設で働く社員の
交通手段やその経路にまつわる情報である。

GM:4の情報に関して補足すると、盗みの痕跡は巧妙に隠蔽されている上、抜き取られた情報自体もばれにくいよう偽装を施されています。
木村計正:するとこっちが本命という可能性があるなあ
由希嶋四香:追加情報はない感じか
GM:無いですね。これで全ての情報が開示されました。
木村計正:では、警察の調査結果を受けた形になりますね。木村さんは自分では全然動かない。
GM:好きに演出したまえ!それがTRPGの流儀ィイイイイ!!
由希嶋四香:じゃあ過去の新聞おいてある図書館から借りてきたよ
由希嶋四香:支部にある気もする
由希嶋四香:財産点は、あれだ、経費で落ちなかったのだ
木村計正:「……由希嶋くん側の進展はどうかな」
由希嶋四香:「あまり……よくないな」
由希嶋四香:資料を前に渋い顔。
木村計正:「ふ。そういう日もある。警察にいると特にそうだが……誰も、有益な情報ばかりを選んで調べられるわけじゃない」
井坂勇太:ポンポンと由希嶋の頭を撫でている。
由希嶋四香:「いや、そうじゃない。それもあるけど……」
由希嶋四香:「不審者の目撃例が増えてる」
由希嶋四香:「だけど、怪人の話の方がセンセーショナルだからね。あまり気にされてないんだ」
由希嶋四香:アマチュアの学校新聞みたいなのもあるので、それを示す
由希嶋四香:「やめろこの183cm!」
木村計正:「……。なるほど。目立つ怪人に、誘拐事件。確かに世間の目がそちらに行くのは仕方がない」
木村計正:「両断鬼や、死者の目撃事例すらある。さらにもう一件、事件が起きていたわけか」
由希嶋四香:「ボクはまだ伸びる、ボクはまだ伸びる……」
木村計正:(……不審者が多いだけならば事件とも言えないが)
由希嶋四香:「木を隠すには森の中ってわけだ」
デルタ:「僕はもう諦めてるけどね」 >身長
木村計正:(水面下で何らかの組織的な動きがある可能性はある。それが、表面に現れ出しているか……?)
由希嶋四香:「君と一緒にするんじゃない! ヒール履くぞ!」
由希嶋四香:「で、何を考え込んでるんだい、カウザルギー」
鬼怒旗:「不審者の目撃情報については、こちらの報告にも上がっています」
由希嶋四香:「キミの方こそ、何か進展はあったんだろうね?」
鬼怒旗:「なにぶん数が少ないもので、情報の価値すら定かで無かったのですが……」
木村計正:「……」まだ無言のまま。
鬼怒旗:「こうして全体の状況に照らし合わせると、どうにもキナ臭いですね」
木村計正:「……あまり、『不審』の時点で容疑を決めてかかりたくないところが、警察官としての本心ですが」
木村計正:「実際、警察署の方でも怪しいところは徹底的に洗わせました」
木村計正:「その結果が……これですな。異様な数の窃盗・紛失が起こっています」端末を見せる。
木村計正:「これも同じく、ここまで見えていなかった事件……というより、事件の多発で人手が足りなかったというべきでしょう」
鬼怒旗:「これは……」眉間に皺が寄る。
井坂勇太:「逆かもしれない」
由希嶋四香:「逆?」
鬼怒旗:「逆、と言いますと?」
井坂勇太:「由希嶋が今言ったのと同じだ。」
井坂勇太:「人手を足りなくして、見えなくするために事件を起こしていた可能性は?」 木村さんに
木村計正:「木を隠すには森の中か」口元に手を当てる。
木村計正:「……しかし、それが全て同一犯となると……どう考えても、犯罪規模が大きすぎる」
井坂勇太:「……そうか。」
木村計正:「……どれだけの数のオーヴァード犯罪者が五月町の中にいるのか。仮にそうだとしたら、どう対処すべきか——」
由希嶋四香:「不審者。怪人。窃盗犯。」
由希嶋四香:「どれか一つで良いから、当人を捕まえたいところだね」
木村計正:「ともかく……実態を掴む必要がある、か。組織があるなら、怪人を一人でも捕える……」かなり真剣に悩んでいる。
鬼怒旗:「…………」険しい顔で何事かを考えている。
木村計正:「……由希嶋くんも同じ結論か。実際のところ、ここまでその誰一人として捕まらなかった状況も異常だ」
木村計正:「相手がオーヴァードである以上、警察側に確保させる事も難しいことだが……」
鬼怒旗:「これが組織的犯罪であるとするならば」
木村計正:「……鬼怒旗支部長、こちらの支部の働きで、まずは一人以上の逮捕を願えますか」
鬼怒旗:「今まで一人としてそれに与する人間が捕まっていないという事から考えると……」
鬼怒旗:「あるいはトップが相当に有能なのかもしれません」
鬼怒旗:「ええ、当面その方針で行きましょう。とにもかくにもまずは情報です」
由希嶋四香:「見つける前から相手を褒めてどうするんだい、支部長の名が泣くよ」
鬼怒旗:「はは……すいません。心構えはしておくべきかと思いましてね」
GM:と、そこへ。
GM:食堂の扉が勢いよく開かれます。
大河内田吾作:「たっ、たったったたっ———」
井坂勇太:そちらの方を向く
大河内田吾作:「大変だァ支部長!町内のバスが!」
大河内田吾作:「三台もいっぺんに乗っ取られたァ!バスジャックだァ!」
鬼怒旗:「……!!」
由希嶋四香:「…………はぁ? 田吾作くんだっけ。冗談も休み休み——」
デルタ:「三台も! えれこっただべ!」
木村計正:「……。陽動、ですかな。これも」
鬼怒旗:それとほぼ同時に、支部長の携帯に通信が入ります。
木村計正:「あるいは——この事件こそが本命か」
鬼怒旗:「はい、鬼怒旗。……はい、はい。たった今報告がありました。ええ」
鬼怒旗:「……では間違い無いのですね?バスが三台同時に乗っ取られた、という話は」
由希嶋四香:「な——何だよそれは!」
鬼怒旗:「解りました。すぐに人員を集めます。ええ、それでは」
鬼怒旗:「……皆さんお聞きの通りです。どうやら我々は後手に回ってしまった」
井坂勇太:「あぁ」 頷く
由希嶋四香:「いちばん嫌な言葉だ……!」>後手に回る
鬼怒旗:「すぐに動ける戦力を集め、事態を収束します。皆さんもどうかご協力を」
井坂勇太:「バスの方に行けばいいのか?」
木村計正:「……僕も、動くべきでしょうか?」顔には出さないが、動きたくない
鬼怒旗:「ええ、皆さんにはバスに向かって貰う事になります。貴重な戦闘要員ですから」
由希嶋四香:「デルタ! 君の出番だろう!」
鬼怒旗:言外に木村さんも行ってね、と含ませているのだ。
デルタ:「えっ、あっ、はい! 頑張ります!」
井坂勇太:「分かった。後手だろうが何だろうが心配はいらない。」 由希嶋の頭をポンポンと撫で、部屋の外に向かう。
木村計正:「了解しました。すぐに向かいましょう」
鬼怒旗:「何しろ人手が足りません。それに……」
鬼怒旗:「ジャックされたバスの一台は、遠足に向かう途中の幼稚園バスだという情報が」
デルタ:「うわぁ、もしそれが本当なら敵はかなりの外道だなぁ……」
由希嶋四香:「……っ! そういうことは先に言いなよ! 支部長!」
由希嶋四香:ちなみに移動系能力者は支部には?
GM:居ます。志筑さんですね
由希嶋四香:「いや違うな。必要なのはバスの行先か!」
鬼怒旗:「ともかく、闇雲にバスへ向かっても状況が悪化するだけです。迅速に作戦を立案し、実行します。よろしいですね?」
デルタ:「了解です!」
井坂勇太:部屋から出ようとしていた足を止めて、支部長に頷く
由希嶋四香:「さっさとルート出して、志筑に飛ばしてもらう!」
GM:では特に無ければここでシーンカット。
木村計正:「……頼んだ。事態は急を要する」
由希嶋四香:OKです!
GM:購入も、ロイスも、あるんだよ
由希嶋四香:木村さんへのロイス感情をポジティブの方にしておく
木村計正:私も由希嶋くんはポジティブにすべきだろう
GM:今気付いたけど木村さんのロイスネガティブオンリーだ……w
井坂勇太:木村さんに取ろう
由希嶋四香:そしてブルーゲイルだ
由希嶋四香:3dx+2
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 10[1,4,10]+3[3]+2 → 15

GM:危険ドラッグ!
由希嶋四香:まあ無理だよね
井坂勇太:-仲間/木村計正/誠意:○/劣等感/ロイス
井坂勇太:2dx>=15 強化素材
DoubleCross : (2R10[10]>=15) → 3[2,3] → 3 → 失敗

木村計正:では私がブルーゲイル。
井坂勇太:くっ
木村計正:あ、じゃあ強化素材やってみましょうか。
木村計正:7dx+3>=15
DoubleCross : (7R10+3[10]>=15) → 9[3,4,6,6,7,7,9]+3 → 12 → 失敗

由希嶋四香:馬鹿な、あの木村がやられただと……
木村計正:グワァ・・・
GM:デルタくんは購入どうでしょう?
デルタ:私は結構です
デルタ:ボディアーマーあるからね
GM:なるほど……それもまた一つの選択よ
GM:では本日はここまでとしましょう
由希嶋四香:オツカレサマドスエ
井坂勇太:お疲れ様でしたー!
GM:次回は米ットさんの帰還後に打ち合わせという事でお願いします
由希嶋四香:いえさー
木村計正:はーい
デルタ:了解です!
GM:あ、あと誰か日程表にセッションの項目追加してくれると嬉しいな……!
GM:うちのPCからだと何故かコピーとか出来ないのだ……
どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「木村計正」がログインしました。
どどんとふ:「デルタ」がログインしました。
どどんとふ:「デルタ」がログインしました。
どどんとふ:「井坂勇太」がログインしました。
どどんとふ:「由希嶋四香」がログインしました。
GM:揃ったようですね……
由希嶋四香:遅れて申し訳ないぜ……
GM:始めましょう、恐怖と惨劇の陸猫セッションを
GM:前回からちょっと時間が経っているので、簡単なあらすじを張って置きましょうか
GM:【前回までのあらすじ】
怪人の噂に興味を持った好奇心旺盛な女子高生の2人組、黒川合歓と藍沢理呼。
彼女達は独自に調査を開始し、噂の真相を突き止めようとするが、その途中で
いじめの現場に遭遇してしまう。咄嗟の機転で教師を呼びつけるも、
暴行を加えていた生徒達は既に姿を消していた。
いじめられていた男子生徒の様子を気遣い、声を掛ける2人だったが……?
一方その頃、UGNはバスジャック事件の報により混乱の極みに陥っていた。

GM:点呼開始!
デルタ:準備完了!(1/4)
由希嶋四香:準備完了!(2/4)
木村計正:準備完了!(3/4)
どどんとふ:「井坂勇太」がログインしました。
GM:それでは初めて行きましょう!
GM:最初からクライマックスだ。全員登場せよ!
木村計正:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 5[5]+47 → 52

デルタ:1d10+61
DoubleCross : (1D10+61) → 10[10]+61 → 71

由希嶋四香:1d10+64
DoubleCross : (1D10+64) → 4[4]+64 → 68

井坂勇太:50+1d10
DoubleCross : (50+1D10) → 50+6[6] → 56

由希嶋四香:くっ侵食がまずいのでここは引っ込んで酔
由希嶋四香:無理でした
GM:————
GM:五月町支部・会議室。
GM:会議室に備え付けられたメインモニタには、ジャックされた3台のバスの現在位置がリアルタイムで表示されている。
鬼怒旗:「……という訳で、大河内さんは市バスA、志筑さんは市バスB」
鬼怒旗:「その他の4名は幼稚園バスにそれぞれ乗り込み、犯人を無力化して頂きます」
鬼怒旗:「侵入経路は志筑さんの《ディメンジョンゲート》を使い、直接バス内に転送する事とします」
鬼怒旗:「ここまでで何か質問のある方は?」
井坂勇太:首を横に振る
由希嶋四香:「その振り分けの意味は?」
由希嶋四香:「随分と人数が偏ってるけど、敵の戦力比かい?」
鬼怒旗:「報告によると、幼稚園バスに乗っている犯人グループは3名、他は1名」
鬼怒旗:「単純な戦力の差という訳です。勿論、これが敵の罠である可能性もある……」
由希嶋四香:「ふーん。まあ、そういうことなら構わないけれどね」
デルタ:「はーい、僕からも一つ」
鬼怒旗:「その場合は、——リスクを背負う事になりますが、狙撃支援を含めた戦力を投入します」
鬼怒旗:「はい、デルタくん」
デルタ:「犯人側からなんか要求とかはありましたか?」
デルタ:「金とか……物資とか」
鬼怒旗:「そうですね……今の所、そういった要求はありません」
木村計正:「……ならば」
木村計正:「この事件自体が、犯人グループの陽動という可能性は?」
鬼怒旗:「その可能性は否定出来ません」
鬼怒旗:「こちらとしても余力を残して対応したい所なのですが……残念ながら人員が不足しています」
鬼怒旗:「かといってこのまま放置する訳にも行かない……せめて最速でバスと人質を奪還する事が最善と判断します」
木村計正:「どちらにせよ、仮に真の狙いが存在したとして」
木村計正:「……こちらはそれが何なのかすら理解できていない……」
鬼怒旗:「……ええ、その通りです。厄介な事に」
木村計正:「……被害を抑える他ないでしょう。支部長の判断を尊重します」
由希嶋四香:「時間稼ぎなら、向こうの計算よりも早く制圧してしまえばいいだろう」
井坂勇太:「あぁ。」 由希嶋の言葉に頷く
木村計正:「確かに。向こうの計算が甘ければ、その可能性があるかもしれない」
鬼怒旗:「今の所は、そうするしか手がありませんね……皆さんには可能な限り迅速に、事態を収拾して頂きたい」
木村計正:(……だが。相手はこちらの支部の情報を得ている可能性がある……あるいは、最初から)
木村計正:(……)
志筑小夜子:「……あの」
志筑小夜子:「移動する3台のバスの位置は、正確な物なのですか?」
志筑小夜子:マップの光点を指差しながら問う。
鬼怒旗:「ええ、軍事用のGPSを転用しています。誤差は数センチといった所でしょう」
大河内田吾作:「ほえ~、数センチ……」
志筑小夜子:「なら、問題ないです」
志筑小夜子:「『三組同時に』突入しましょう」
木村計正:「……僕は、君のRC技術をこの目で見たことがないが」
木村計正:「信用して構わないという事かな。走行中のバスへの転送となるが」
志筑小夜子:「……やった事はありませんが、信用して下さい、としか」
由希嶋四香:「志筑さん。こころなし、斜め上前方に展開してくれ」
由希嶋四香:「ボクらはオーヴァードだ。最悪、轢かれても構わない」
由希嶋四香:「置き去りにされるよりはマシだろ?」
志筑小夜子:「了解しました。最悪でも屋根の上に着地出来るように調整します」
木村計正:(とんでもない事を考えるな……この子は)やや冷や汗。
井坂勇太:勾玉を取り出して右手に握り、左手で由希嶋の頭をポンポンと撫でる
志筑小夜子:「でも、多分」
志筑小夜子:「大丈夫だと思います」ぎこちなく笑う。
由希嶋四香:「安心してくれ。停止と制圧はボクの得意分野だし、——何より、志筑さんの腕は、信頼できるよ」
由希嶋四香:「そしてキミはやめたまえ井坂!」
デルタ:「そんじゃー行きますか!」
GM:————
GM:町内の某交差点・陸橋。
GM:ノートPCを持った志筑小夜子がしかめ面で画面を睨んでいる。
志筑小夜子:「皆さん、そろそろ心の準備を、あと一分程で突入します」
井坂勇太:頷く。
デルタ:「うぇ~、戦闘かぁ。気が重いなぁ……痛いの嫌なんだよなぁ」
大河内田吾作:「はあぁ……なんか便所さ行きたぐなってきたべ……」
大河内田吾作:「……いやいやいや!男田吾作、ここで気張らにゃどうすっぺ!」
大河内田吾作:「天国のかかあが見てんだぁ!いっちょ気合入れていくべよ!」
志筑小夜子:「……あと30……」
由希嶋四香:マフラーを口元まで巻く。
GM:道路状況はUGNの交通規制によって極端にスムーズである。
GM:なるべく突入時のスピードに誤差が出ないようにとの配慮だ。
木村計正:特に無駄口を叩くことはない。落ち着いている。
木村計正:表面上は。
志筑小夜子:「……20……そろそろ見えます」
井坂勇太:「……」 右手の勾玉を握りしめる
GM:遠方に、カーブを曲がってこちらに向かって走る幼稚園バスが見える。
GM:ウサギ耳の意匠の特徴的なバスだ。
志筑小夜子:「10……静かに……」
志筑小夜子:志筑が集中を高めていく。
志筑小夜子:「5…4…3…2…」
志筑小夜子:突然、志筑の体を覆い隠す程の巨大な黒球が出現!
志筑小夜子:「……0」
GM:君達の体が一瞬、重力を失う。
GM:そして次の瞬間には、バスの車内に放り出されているのだ!
戦闘員:「イーッ!?」「イーッ!!?」
井坂勇太:勾玉から炎が噴出し、戦闘員の眼をくらませる。
戦闘員:「イイーッ!!?」
由希嶋四香:白い息を吐きながら静かに着地
木村計正:「……!」素早く敵が誰であるか確認!こういった緊急の戦闘訓練は受けていない。
井坂勇太:勾玉から出た炎は自身の体に纏わりつき、赤い剣と防具に変わる。
GM:目が眩みうろたえる戦闘員!車内に悲鳴が木霊する!
木村計正:(……先に、制圧か)掌の上に、遠近を狂わせるプリズム状の幻影が浮かぶ。
園児:「キャアア!」「アアーッ!」「ひいっ」
由希嶋四香:ワーディング!
GM:いいんですか?
木村計正:事故るかも!
由希嶋四香:あ、そうか、運転手か!
由希嶋四香:やめときます!
???:「っはは……ほらな、やっぱり来ただろ」
由希嶋四香:くっここにブラックダイヤモンドがあれば……
???:「俺の言った通りだ……なあセンセイ」
GM:バスの一番奥……カウボーイハットのような帽子を被った男が呟く
デルタ:「誰だお前」
GM:その隣には幼稚園児たちの先生だろうか、若い女性が座り込んでいる!
井坂勇太:男の方を向き、剣を油断なく構える
木村計正:「……言葉が通じるなら」バスの奥に横目を向ける。
???:「俺か?見て解らない?マジで?」
木村計正:「動かないでもらおう」
???:「ちょっとショックだな……それと解るカッコで来たつもりなんだが」
???:「ククッ、『動くな』?ダメだぜ、それは悪人の言葉だ」
GM:男はゆっくりとカウボーイハットを脱ぐ。
由希嶋四香:周りの子供たちに、手加減した寒気と暗闇を振り撒く。眠気を誘う幻覚だ。
園児:「うっ……」「あう……」
GM:園児たちは次々と昏倒していく。
怪人:「始めまして、正義の味方諸君。“怪人”です」
由希嶋四香:「ゆっくり眠りな。その間に、悪い夢はボクらが全部追い払ってあげよう」
戦闘員:「イーッ!」「イイーッ!!」戦闘員がバスの通路を塞ぐ。
井坂勇太:「……"レッドフェンサー"。」 剣の構えを変え、名乗る。
木村計正:「犯人は何らかのフィクションに影響された誇大妄想狂であり、自ら『悪の組織』を演じ、犯罪を繰り返している」淡々と呟く。
怪人:「クハッ!」
木村計正:「自らの考えるシナリオを現実で実行することが犯人の目的であるため」
木村計正:「金銭や物品の要求はしない。『正義の味方』が自らを打倒しに来ること自体が目的であるから」
怪人:「クックックッ……いいねぇアンタ……よく解ってるじゃないか」
由希嶋四香:「嘆かわしいことだ」
怪人:「正に、正にその通りだ。俺たちはそういうどうしようもない阿呆の集まりさ」
由希嶋四香:「やめてくれよ。またマスコミがアニメを叩き始めるじゃないか」木村さんに合わせて
木村計正:「……始めてだな」
デルタ:「そうか。じゃあとりえず……」
デルタ:「死ね」 口から大量の血の針を吹き付ける!
木村計正:小さく呟く。
戦闘員:「イーッ!」「イーッ!?」
戦闘員:戦闘員の一人に血針が突き刺さる!出血!
怪人:「オイオイオイオイ……いいのかよ、正義の味方が不意打ちとか……」
デルタ:垂れた血をぺろりと舐めて呟く
デルタ:「雑魚は不意打ち食らっておとなしく死んどきゃいいんだよ」
怪人:「ンンー…そいつはちっと頂けないな。40点だ」
怪人:「あるいは俺の手に人質が居なけりゃ、そういう選択肢もアリかもな」
怪人:怪人はワーディングによって意識を失った女性の手を掴み、
怪人:おもむろに捻り折る。
怪人:「忘れちゃ困るぜ?ここには20人からの人質が居る」
由希嶋四香:「っ……!」一瞬、怯むような表情。
由希嶋四香:「っ外道……!」
デルタ:「落ち着け、由希嶋」
由希嶋四香:「ああ、いや……キミらにとっては、褒め言葉になってしまうのか?」
怪人:「俺の機嫌一つで、未来ある子供達の命が露と消えるって訳だ」
木村計正:「……なら、降参しよう。しかし、そうだとしたらどうなる?」
木村計正:「正義の味方とやらはいなくなるな。どこにも」
木村計正:両手を挙げる。
怪人:「んん?降参……?」顎に手を沿える。
怪人:「ふむ……そいつは考えてなかったな。どうするか……」
由希嶋四香:「カウザルギー! 何を……」
怪人:「そうだな、このバスの運転手には時速50キロ以上で走るように命令している」
井坂勇太:剣を構えたまま、怪人を睨み続けている。
怪人:「その速度を下回れば、一秒ごとにガキを殺すってな」
怪人:「この速度のまま、一直線に走り続けるってのはどうだい?」
木村計正:「……残念ながら由希嶋くん。職業柄、人命に危険の及ぶ事は一切できない」
怪人:「カーブがあろうが、車が止まってようが、遮断機が降りてようが……一直線だ」
怪人:「俺たちは死なないさ、頑丈だからな。子供達はどうだろうな?」
怪人:「ひょっとしたら奇跡的に全員無事に済むかもよ?いや、マジで。そういうケースもあるらしいぜ、世界では」
由希嶋四香:「公務員ぶってる場合か!」
木村計正:「しかし、君の機嫌を損ねれば子供が犠牲になる以上、『奇跡的に』無傷で走り続ける可能性に賭けなければならないな?」
木村計正:「……それとも、機嫌を損ねずに済む」ここからが本命だ。
木村計正:「『要求』でもあるのかな」
怪人:「ハハッ!要求……要求ねぇ」
怪人:「初代仮面ライダーの時代から、悪事といえばダムに毒薬か幼稚園バスジャックって相場が決まってるだろ?」
怪人:「『だからやった』」
怪人:「他に質問は?プロフェッサー」
木村計正:「なるほど。その後は?」
木村計正:「初代仮面ライダーの時代から——。いや、妻が好きでね」
木村計正:「怪人がバスジャックをして、それで番組が終わったパターンを、残念ながら見たことがなくてね」
怪人:「ハハッ!それは俺も同じだよ」
怪人:「だから——この後どうなるかは、俺にも解らない」
木村計正:「ならば、その後を考えるとしよう。この後どうする?」
怪人:「ただ、怪人は戦うもんさ。正義の味方と戦う宿命なのさ」
怪人:「お前たちが『戦わずに』事を済ませようってんなら」
怪人:「俺としてはそれに逆らわなくちゃならないな?」
由希嶋四香:(木村、よくこの状況で交渉を……)
由希嶋四香:ちょっとすごいやつとして見る感じ
木村計正:「……そうだとも。君の手札には、今……乗客全員の命がある」
木村計正:「『戦って』事を済ませるのならば、僕らも相応のものを差し出さなければならない」
怪人:「ほう……?」
木村計正:「僕らの望みは、乗客の命だ。正義の味方とて、『正義』という報酬がなければ戦う事はない」
木村計正:「ならば、君の報酬は何か?……」
木村計正:「……それは」
木村計正:「この事件が世間に広く知られ——『現実』に、『悪の組織の犯罪』が行われたと」
木村計正:「そう、知らしめることだ。違うかな」
由希嶋四香:「(おい井坂)」相手に見えないように、背中に『暗闇』で字を書く
怪人:「ククッ……クハハハッ!」
井坂勇太:怪人を睨んだまま、小さく頷く。
怪人:「い~~~い読みだぁ……UGNにもこんな人間が居るもんだな」
由希嶋四香:「(人質を守れるように動く準備をしておけ)」
木村計正:「フ。そこからが本題だ。僕は、……UGNではない」
木村計正:「つまりUGNに対して、情報統制を行わぬよう」
由希嶋四香:頷く姿は見ていない。見せれば分かると思っている
木村計正:「——『働きかけること』ができる」
木村計正:警察手帳を見せる。
木村計正:「……君と僕らが戦い、君が勝てば」
由希嶋四香:「(デルタ。君とボクの攻撃ならいつでも届く)」
木村計正:「この警察無線で警察に事件の情報を流し……『報道』させればいい」
怪人:「ククッ……アンタ、警官か……いや」
怪人:「『公安警察』だろ?」
由希嶋四香:「(相手の銃を狙え。出来るな)」
木村計正:「……。フ」
由希嶋四香:「カウザルギー! こんな奴と取引する気か!」
デルタ:「(分かってんよ……)」
木村計正:(それを知っている相手か。それが分かっただけでも、収穫だ)
木村計正:「……決めるのは君だ。『戦う』なら、人質に手は出さないことを約束してもらう」
怪人:「アンタの読みに免じて、一つ教えておいてやるが……」
怪人:「さっきも言った通り、俺たちはどうしようもない阿呆なのさ」
GM:ガ  
GM:ゴ!
由希嶋四香:訂正。腕を狙え、で
GM:突如バスが揺れる!否!
GM:車道を外れガードレールに車体を擦りつけながら走行している!
怪人:「うおっ、とっとぉ!」
由希嶋四香:「今だ!」
デルタ:「ばきゅーん」
デルタ:口から特大血針を撃つ!
由希嶋四香:イージーエフェクト『見放されし地』で戦闘員の視界をふさぎつつ突進!
戦闘員:「「イーッ!!?」」
デルタ:怪人の腕めがけて血針は一直線!
木村計正:「井坂くん!運転を!」
由希嶋四香:手を翳し、女性と怪人の間に氷の壁を作る!
GM:車体は右に左に大きく揺れながら走っている!
木村計正:視線は外さずに叫ぶ!
木村計正:「頼む!」
怪人:「ッハハ!」
怪人:飛び来る血針をこともなげに叩き落とす!異様な金属音!
井坂勇太:赤い剣を振るうと刀身が炎の壁となって園児達を怪人から隔離する
デルタ:「ちっ……!」
怪人:「オイオイオイ、大丈夫か?蒸し焼きにならねぇか?」
井坂勇太:そのままバックステップで運転席に行き、剣を持っていない方の手でハンドルを取る
由希嶋四香:「あいにく、温度捜査ならこちらも得意でね!」
怪人:未だ張り付いた笑みは消えない。
井坂勇太:「問題ない。由希嶋がいるからな。」
GM:運転手はぐったりとしている。ワーディングの影響だ。
由希嶋四香:出来るなら射程:至近まで接近してエンゲージに巻き込みたい
GM:構いませんよ!
由希嶋四香:じゃあ金属音のした腕を掴みとる。
怪人:「どうしようもない阿呆ってのはな、つまり……」由希嶋の目を見る
怪人:「自分が満足すりゃそれでいいのさ。社会的価値だとか、そんなもの」
怪人:「クソ喰らえ、だ」腕から血色の刃が展開!
木村計正:その言葉と同時に、幻覚痛で攻撃!交渉の余地なしと判断!
怪人:「お゛、ぐ……っはは!さあ!やろうぜ!」
デルタ:「おっと!」 口から舌のように伸ばした血の鞭でもう片方の腕を絡めとる!
由希嶋四香:額に一ミリくらい刺さったところで凍らせて止める。
怪人:「やろうぜ!正義の味方!」腕に絡んだ鞭を更に血の刃で切断!
GM:お待たせしました、戦闘開始です
GM:と、その前に、重要な問題が解決していませんね?
GM:運転は誰がするのか?という問題です。
木村計正:今は井坂くんがやっていますが
木村計正:戦闘中でも運転の必要があるということですな!
GM:そういう事!
GM:これはメジャーかマイナーアクションを消費する事で交代出来ます。
GM:運転者は自分のターンに技能:運転(四輪)で判定して貰い、
GM:達成値8以上を出すと成功となります
GM:8を下回った場合は……フフフ……
GM:その時のお楽しみですね。
由希嶋四香:こ、この外道ォーッ
木村計正:( 'д')たのしみだなあ
井坂勇太:「由希嶋。」 片手でハンドルを握ったまま
GM:先程まで接敵していたので、大サービスで既に全員エンゲージしているものとします。
由希嶋四香:「何だ井坂!」
井坂勇太:「こっちの心配はするな。大丈夫だ、俺は強い。」
由希嶋四香:「っ、この……」小さく笑う。「任せた!」
井坂勇太:「あぁ。」
GM:セットアップ!
由希嶋四香:なしだ
木村計正:ありません。
デルタ:ナシ!
井坂勇太:使わないでおこうか
怪人:《ターゲットロック》。
怪人:対象は……
怪人:1d4
DoubleCross : (1D4) → 1

怪人:デルタくん!君に決めた!
デルタ:ふぁっ!?
GM:イニシアチブ!
GM:由希嶋さんの手番だぜェ~
由希嶋四香:了解!
由希嶋四香:『コンセ:サラマンダー』『光の手』『絶対の孤独』『氷の戒め』『災厄の炎』
由希嶋四香:コンボ名『四月に降る雪』! 狙いは怪人!
由希嶋四香:8dx+2
DoubleCross : (8R10+2[10]) → 10[2,2,2,3,7,7,7,10]+3[3]+2 → 15

由希嶋四香:間違えた
由希嶋四香:8dx8+2
DoubleCross : (8R10+2[8]) → 10[1,1,5,6,7,9,9,10]+5[4,5,5]+2 → 17

木村計正:あんまり変わらないですね
由希嶋四香:クソ!
GM:回避!
GM:8dx10+5
DoubleCross : (8R10+5[10]) → 9[1,2,4,4,7,7,8,9]+5 → 14

井坂勇太:あっぶ
デルタ:うおお
GM:喰らう!
由希嶋四香:マジあぶねえ!
由希嶋四香:ダメージ!
由希嶋四香:2d10+4
DoubleCross : (2D10+4) → 8[1,7]+4 → 12

由希嶋四香:クソ!
由希嶋四香:装甲有効!
由希嶋四香:だがこのターン、怪人の全てのダイスは-8だ
GM:素で受けます。まだピンピンしているぞ!
GM:ナンダトォ
木村計正:回避も-8かね!ありがたい
由希嶋四香:「——『冷気』の持つもっとも強い力が何か、知ってるかい?」
由希嶋四香:周囲が暗く、氷洞のように凍りつく。園児も、車も、男も、由希嶋自身も何もかも。
由希嶋四香:「動きを、失わせるということだ」
怪人:「おほっ!氷使いか!」
由希嶋四香:その全ては光学的幻覚! だが真に迫った幻覚は、相手の動く気力を奪う……!
由希嶋四香:「君のような無駄に行動力のある有害な人材は、憂鬱に寝ていろ!」
怪人:「ハハハ!そんな訳にはいかないな!」
怪人:「人生の一大イベントなんだからよ!」
GM:続いてデルタくんのイニシアチブ!
デルタ:OK!
デルタ:「コンセ:ブラムス」、「紅の刃」、「ブラッドボム」!
GM:出た!
デルタ:7dx7+4
DoubleCross : (7R10+4[7]) → 10[2,4,5,7,7,8,10]+10[4,6,6,9]+6[6]+4 → 30

GM:ガード!《竜麟》!
GM:あっ装甲無視……!
GM:ならばドッヂよォー!ケヒャアー!!
GM:8dx+5
DoubleCross : (8R10+5[10]) → 10[3,4,5,5,6,8,8,10]+1[1]+5 → 16

GM:グワーッ!
デルタ:4d10
DoubleCross : (4D10) → 26[2,9,10,5] → 26

GM:普通に喰らうぞ!
デルタ:6d10 ブラッドボムの!
DoubleCross : (6D10) → 38[6,9,2,9,4,8] → 38

GM:ぬわーっ!
GM:なんてダメージだ
デルタ:リザレクト!
デルタ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5

デルタ:侵蝕71→80
怪人:かなりの深手だが、まだ余力がある。
由希嶋四香:(相変わらず洒落にならないな、デルタの攻撃は……!)
怪人:「おぐっ、ぶっ、今のは……効いた」
デルタ:「当然だろ。雑魚め」
怪人:「正義の味方っぽくない攻撃だがな……」
怪人:「じゃあ、そろそろこっちも行かせて貰おうか!」
GM:マイナーで《赫き剣》
GM:メジャー《コンセントレイト・ブラム=ストーカー》《渇きの主》《鮮血の一撃》《ブラッドバーン》《鬼の一撃》。
GM:ターゲットはデルタくんだ!
GM:6dx7+5
DoubleCross : (6R10+5[7]) → 10[1,2,4,8,10,10]+10[5,7,9]+2[1,2]+5 → 27

デルタ:ドッジ!
デルタ:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 10[2,4,8,10]+4[4]+2 → 16

デルタ:うぬぅ
井坂勇太:《炎陣》でカバー。ガードします。
GM:ガードだとぉ
デルタ:ありがたやありがたや
井坂勇太:《鬼の一撃》の効果は喰らうが、仕方あるまい…!
GM:ではマルチターゲットの効果は外れるが鬼の一撃が乗って
GM:マルチターゲット× ターゲットロック○
GM:3dx+66
DoubleCross : (3R10+66[10]) → 6[5,6,6]+66 → 72

GM:あ、DXで振っちゃった
GM:振りなおします!すいません
GM:3D10+66
DoubleCross : (3D10+66) → 9[3,5,1]+66 → 75

井坂勇太:こ、固定値高いっ!
井坂勇太:装甲ガードで減らしても48ダメージ!戦闘不能!
井坂勇太:《リザレクト》します。
井坂勇太:56+2+1d10
DoubleCross : (56+2+1D10) → 56+2+9[9] → 67

怪人:「行く……ぜ!」全身の力を乗せた爪撃!
怪人:防御などまるで考えていない攻撃だ!
井坂勇太:「くっ!」 赤い剣を振り、炎に変化した刀身でデルタさんと怪人の間をを遮る
デルタ:「流石、井坂くん!」
怪人:「ジャマをぉ……!」「するんじゃねぇ!!」
怪人:腕から突如巨大な爪剣が生成!井坂くんの身体を貫く!
GM:揺れる車体!
井坂勇太:「……っ!」 右手は炎剣の柄、左手はハンドルで塞がっている!防具だけで受ける!
どどんとふ:「デルタ」がログインしました。
どどんとふ:「井坂勇太」がログインしました。
どどんとふ:「木村計正」がログインしました。
どどんとふ:「井坂勇太」がログインしました。
どどんとふ:「由希嶋四香」がログインしました。
どどんとふ:「デルタ」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
GM:再開します!
GM:次のイニシアチブは木村さんですが、その前に
GM:前回言い忘れてたんですが、《渇きの主》の効果で怪人のHPは30回復しています
木村計正:しぶといな~
由希嶋四香:ゲェーッ
GM:あと、死んだので関係ないですが装甲無視もついてます!キヲツケテネ!
GM:それでは木村さんのターン!
井坂勇太:くっ
木村計正:「……交渉の決裂は残念だったが」
木村計正:「バスを降り、市民に危害を加えない意思を見せるなら……いつでも攻撃は停止させる」
木村計正:掌に小さな光の構造体が現れる。
どどんとふ:「デルタ」がログインしました。
木村計正:「攻撃は行うが、あくまで……」
怪人:「クハッ……そんな事言われてよォ、はいそうですかって投降する怪人が居るか?」
木村計正:「警告のためだ。『手加減』はする——」
木村計正:「……肉体の欠損を与えない類のものだ。なぜなら」
木村計正:マイナーなし。《コンセントレイト:ソラリス》《絶対の恐怖》《神の御言葉》《アンプリフィケイション》。
木村計正:「君の気が変わるかもしれないからな。」
木村計正:7dx8+3
DoubleCross : (7R10+3[8]) → 10[1,2,4,4,6,7,8]+3[3]+3 → 16

怪人:「ッハハ!試してみるかい!?」
木村計正:ロイス切っとけばよかったかな……!
由希嶋四香:大丈夫だ
由希嶋四香:ドッジは出来ない
怪人:くっドッジ不可
木村計正:そうでした!
怪人:怪人にガードはない!
怪人:あるのは前進勝利のみ!ダメージ来い!
木村計正:2d10+48 装甲無視
DoubleCross : (2D10+48) → 9[6,3]+48 → 57

木村計正:——ガキン!
木村計正:既に会話で脳に干渉している!神経を直接細切れにするような激痛を流しこむぞ!
怪人:「が……は……!」
木村計正:ギチギチギチギチ「…………」静かな表情のまま怪人の感覚を苛む。
怪人:「カハッ、クク、ハハハ!そうだ、そう来なくちゃあな!」かなりのダメージが見られるも、まだ立っている!
由希嶋四香:(——何だ? 今のが木村の攻撃か!)
木村計正:「……僕は彼らのように、戦闘向きではないからね」
木村計正:「できれば、この程度の『警告』に留めたいが」完全に嘘。
由希嶋四香:(ソラリスか……本家本元の幻覚使い……!)
木村計正:コンボから分かるように、ショック死させる勢いで拷問した結果なのだ。52→66
怪人:「ククッ……あんたァ、どっちかってぇと『こっち側』なんじゃねぇのか?」
GM:井坂くんのイニシアチブ!
井坂勇太:〈運転:四輪〉技能で判定します。
井坂勇太:6dx+0>=8
DoubleCross : (6R10+0[10]>=8) → 10[2,3,4,8,8,10]+8[8] → 18 → 成功

GM:ウオオ!余裕の成功!
木村計正:さすがだ……!
由希嶋四香:流石だぜー!
デルタ:やるぜ!
GM:バスは事も無く滑らかに走り続ける!悪影響は無い。
GM:クリンナップ!
井坂勇太:左手でハンドルを持ち、何とか走行させている。
井坂勇太:フラフラながらも、怪人への警戒はそのまま続ける。
由希嶋四香:「こっちは任せろ、井坂……」驚くことはない。井坂はやる奴だと思っているからだ
GM:では2ターン目のセットアップ
井坂勇太:「……」 由希嶋の声に応える余裕はない
怪人:《ターゲットロック》
怪人:1d4
DoubleCross : (1D4) → 3

怪人:標的は井坂くんだ!
GM:他にはありませんね?
由希嶋四香:ないでーす
デルタ:無いです
井坂勇太:セットアップは使わない!
GM:OK!では由希嶋さんのイニシアチブだ
由希嶋四香:いえさー!
由希嶋四香:同じく『四月に降る雪』! 狙いは怪人!
由希嶋四香:ぶっちゃけ浸蝕率もロイスもヤバイぞ!
由希嶋四香:ダイスが増える!
由希嶋四香:9dx8+2
DoubleCross : (9R10+2[8]) → 10[1,1,2,3,5,7,9,10,10]+10[6,8,10]+10[2,8]+10[8]+10[9]+4[4]+2 → 56

井坂勇太:来たっ
木村計正:こりゃすごい!
デルタ:イイゾ~
由希嶋四香:くっだが装甲無視がないのが辛い……!
GM:回った……!
怪人:これはガードだ。《竜麟》
怪人:ガードエフェクトは無いと言ったな。あれは嘘だ
由希嶋四香:「——あまり井坂に負担を掛けてもいられないな」
由希嶋四香:怪人の額を鷲掴みにする。光学性幻覚を直接叩きこむ!
由希嶋四香:果てしなく広がる雪原と、澄んだ夜空に浮かぶオーロラが見える!
怪人:「お……おお……」
由希嶋四香:「暁の憂鬱だ。——凍えて眠れ」
由希嶋四香:6d10+3
DoubleCross : (6D10+3) → 44[10,10,4,8,3,9]+3 → 47

木村計正:素晴らしい出目……!
怪人:そのダメージは……ガード値を入れても死!
井坂勇太:高い
怪人:《不死不滅》。復活します!
由希嶋四香:やった……チィーッ無駄な足掻きを!
由希嶋四香:だが全てのダイス-8だ!
怪人:グワーッ!
怪人:「まだ……まだだ……」
怪人:「まだ死なん……怪人は、復活するもんだからな……」
由希嶋四香:「まだ起きられるか。……だが、ボクの寒気は絶対だ」
由希嶋四香:「……あとは頼むぜ、キス・オブ・デス」
GM:デルタくんのイニシアチブ!
デルタ:「やっぱりこういうクズは僕が決めないとね」
デルタ:コンセ:ブラムス、紅の刃、ブラッドボム
デルタ:8dx7
DoubleCross : (8R10[7]) → 10[3,4,5,5,7,7,7,10]+10[7,7,8,10]+10[2,4,5,7]+3[3] → 33

怪人:ドッジ!
木村計正:また強い!
怪人:8dx5
DoubleCross : (8R10[5]) → 10[1,3,3,3,6,7,8,10]+10[5,7,10,10]+10[2,7,7,7]+10[1,3,5]+3[3] → 43

GM:間違えた……
怪人:8dx10+5
DoubleCross : (8R10+5[10]) → 9[1,2,3,3,7,7,8,9]+5 → 14

怪人:不可!さあ来い!
デルタ:4d10
DoubleCross : (4D10) → 26[4,3,10,9] → 26

デルタ:6d10 ブラッドボムの!
DoubleCross : (6D10) → 35[3,6,3,9,7,7] → 35

木村計正:紅の刃分の攻撃力は足してます?
デルタ:あっ
デルタ:+2ですね
木村計正:最初のダメージが28!
怪人:そのダメージは一溜まりも無い……倒れます。
デルタ:リザレクト!
デルタ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2

怪人:“怪人”死亡。戦闘終了です。
デルタ:侵蝕80→86
怪人:「カハッ、ハハ!怪人は……死……なね、……」
デルタ:「ふん、再生怪人は死ぬんだよ」
GM:最早原型を留めてすらいない怪人は血の海に沈んだ。
戦闘員:「イーッ……」「イー……」
木村計正:「できれば生かして捕らえたかったものだが、それは」戦闘員の方を見る。
木村計正:「『こちら』と、残り2つのチームに期待するべきかな」
由希嶋四香:「ふぅ……」周囲の幻覚氷が霧散する。
GM:覆面のせいで、戦闘員たちの表情は窺い知れない。
木村計正:演出戦闘で良いのなら、立てない程度の激痛で素早く無力化したいです
井坂勇太:怪人が倒れたことを確認し、運転手の足をアクセルから離す
戦闘員:そうは問屋が卸さん!《瞬間退場Ⅱ》
由希嶋四香:何だとー!
戦闘員:怪人の死体を抱えると、2人の戦闘員はバスの窓をぶち破り恐るべき速度で逃走した。
デルタ:く、くそー
戦闘員:「「イイーッ!!」」
GM:ともあれ窮地は脱した。腕の折れた教師も命に別状は無いだろう。
由希嶋四香:「あ! このっ!」
由希嶋四香:追おうとするが、バスの速度が緩んだ拍子にふらつく。
GM:戦闘が終わって平静を取り戻した君達は、携帯端末に支部長から着信が入っている事に気付くだろう。
井坂勇太:「すまない」 運転席から離れ、ふらついた由希嶋をガシッと支える
木村計正:素早く取る。「確保には失敗しました」
木村計正:「しかし乗員乗客は辛うじて無事です」
由希嶋四香:「あー……全くだよもう……」体重を預けて額を抑える。負担が大きい
井坂勇太:ポンポンと頭を撫でる
鬼怒旗:「そうですか……ひとまずは乗客が無事で良かった」
木村計正:(……)
木村計正:「……バスから逃げた怪人達がいるはずです。そちらに追跡情報は入っていませんか?」
由希嶋四香:だが撫でる手ははたく。
由希嶋四香:「……支部長。他のバスはどうだった?」
鬼怒旗:「志筑くんが既にバスを制圧し、犯人を確保したと。怪人についてはそちらのバスから飛び出した姿を監視班が捉えました」
木村計正:「ふ。それならば良かった。……辛うじて、こちらの勝利と思えますね」
鬼怒旗:「しかし動きが早すぎて追跡は困難と思われる、との事です」
木村計正:「……無害に見えて、一体一体のスペックは相当なものです」
デルタ:「田吾作は?」
鬼怒旗:「ええ……ただ、大河内さんの乗り込んだバスが、まだ走行しています」
鬼怒旗:「敵のエフェクトか……大河内さんが突入した直後、バス内が闇に包まれて全く目視出来ません」
デルタ:「ええっ、それヤバイじゃん!」
木村計正:「……その通りだ」
由希嶋四香:「何だって? ……志筑さんに頼んでそっちに飛ばしてもらえるか?」
由希嶋四香:提案するが、顔色は悪い。無理を推している。
鬼怒旗:「ええ、非常にマズい。今は志筑くんが追跡していますが、あなた方もすぐにバスを追って頂きたい」
鬼怒旗:「連戦で苦しい状況でしょうが……お願いします」
由希嶋四香:「了解。……井坂、少し離せ」
木村計正:「僕は、従いましょう」
木村計正:「この局面は警察との協力関係においても正念場です。……失敗は許されない」
デルタ:「了解でっす! 支部長のためなら火の中水の中!」
木村計正:「少なくとも、手をこまねいて犯人を取り逃すことだけは」
井坂勇太:由希嶋を離し、頷く。
由希嶋四香:スカーフを抜いて、気絶したままの先生の骨折部位を縛る。ついでに布の上から氷作って固定。
由希嶋四香:「……行こう。これ以上、あんなふざけた奴らに、好き勝手にさせてたまるものか」
木村計正:「……どう思う?」由希嶋くんに聞く。
木村計正:「このバスに乗っていたのは……言ってしまえば相当に逸脱した、『異常』な価値観の犯人だった」
由希嶋四香:「どうってのは?」
木村計正:「……あの類の人物が、組織的な行動を指揮できるとは僕には思えない」
木村計正:「他の二つのバスの場合……犯人の『動機』はどうなのだろうな……」
由希嶋四香:「あまり考えたくはないが……」
由希嶋四香:「最悪なのは、あの『怪人』も、『量産型』の可能性だ」
木村計正:「……」目を閉じる。
由希嶋四香:「仮に、イーッて叫んで逃げるだけの戦闘員を作れるなら」
由希嶋四香:「あのふざけた異常者も、同じように作りだされ、三つのバスに分乗してる」
木村計正:「……そうかもしれないと、僕も考えている。例えば僕のようなソラリス能力者であるなら」
木村計正:「記憶や行動原理を協力に変質させて、あのような不自然な行動原理を人為的に生み出し得るかもしれない」
由希嶋四香:「能力は違うようだけどね」
由希嶋四香:「ただ、三つのバスの中で、一つだけが罠、ってのはちょっと考え辛い」
由希嶋四香:「今度は素直に、さっさと駆けつけて、大河内に助太刀すべきだろう」
木村計正:「いや、ありがとう。お陰でかなり考えが整理できた。頭の回転が速いな、君は」
木村計正:「確かに今は、立ち止まって考えるべき時ではないな」
由希嶋四香:「っ、……ほっ、褒めても何も出ないぞ!」
由希嶋四香:「……キミも、よくやってくれたよ」
木村計正:「ふ。僕が?」片手をひらひらと振る。
由希嶋四香:「キミの交渉の時間稼ぎがなければ、被害者がもっと出てたかもしれない」
木村計正:「僕は臆病なだけの、ただの公務員だよ。……働きたくないからやっていたのさ」
由希嶋四香:「……ま、そういうことにしておこうか」ふっと唇を釣り上げる。
木村計正:この辺で木村さんも乗客の避難誘導に回る。終わり次第、追跡行動に入ろう!
由希嶋四香:「支部長。止めたバスの方にも怪我人はいる。カバー人員は出してくれよ」
由希嶋四香:同じく。オラー追いかけるぞコラー!
GM:OK!他に無ければシーンを切ります。
デルタ:その裏で「井坂くんかっこよかったぜー。このこのー」
井坂勇太:少し表情を困ったように変化させ、会釈で返している
デルタ:切っていいです!
井坂勇太:あ、ロイスを取ります。
木村計正:私もデルタ君のロイスポジティブにする!
デルタ:自分もロイス取りたいぜ!
GM:取るが良い!
GM:購入も出来るべよ
井坂勇太:-同級生/由希嶋四香/連帯感:○/不安/ロイス
デルタ:-仲間/由希嶋/信頼:○/敵愾心/ロイス
木村計正:なんか欲しいものあるかえ
由希嶋四香:じゃあ応急手当狙おう
由希嶋四香:3dx+2
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 7[1,3,7]+2 → 9

井坂勇太:HPを回復したい
井坂勇太:自分で応急手当かな
由希嶋四香:井坂君にあげる−
デルタ:僕も応急手当欲しいデース
井坂勇太:3dx+0
DoubleCross : (3R10+0[10]) → 10[8,8,10]+7[7] → 17

井坂勇太:では2個使います
井坂勇太:9+4d10
DoubleCross : (9+4D10) → 9+19[2,9,7,1] → 28

デルタ:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[7,7,9] → 9

デルタ:2d10 使います!
DoubleCross : (2D10) → 15[6,9] → 15

由希嶋四香:同僚/井坂勇太/信頼:○/不安/ロイス
木村計正:じゃあ私もデルタ君のために買ってあげたほうがいいかしら
デルタ:いただけるのであれば欲しいっす!
木村計正:応急手当キット。
井坂勇太:自分は特に欲しいアイテムはないですね
木村計正:8dx+3>=8
DoubleCross : (8R10+3[10]>=8) → 10[1,5,5,6,6,6,8,10]+10[10]+9[9]+3 → 32 → 成功

木村計正:あげまーす
デルタ:2d10 使います
DoubleCross : (2D10) → 16[7,9] → 16

由希嶋四香:「使っときな、井坂。……よくやった。いつも通りにね」とか言いながら背中(身長差からほぼ腰)叩いたりする
井坂勇太:「由希嶋。」
由希嶋四香:「なに?」
井坂勇太:「俺のことは、心配はいらない。」 ポンポンと頭を撫でる。
由希嶋四香:「別に心配してるわけじゃない! キミは全く……」手を払う。
井坂勇太:「……そうか。すまない。」 応急手当を受け取る
由希嶋四香:「謝る必要もない」  以上です!
GM:ではクライマックスフェイズ第二局開始だ
GM:————
GM:君達は支部のエージェントが運んできた車に乗り込み、バスを追跡している。
GM:運転手は井坂くんだ。とにかく人員が足りないのだ
井坂勇太:なに…!?
鬼怒旗:「「バスは山道に入り、山頂へ向かっているようです。ここは志筑くん自身が行った事の無い場所……」
鬼怒旗:「つまり《ディメンジョンゲート》は使えないという事です」
木村計正:侵蝕率は上げた方がいいですか!
GM:あ、上げてください!全員登場だ
由希嶋四香:94+1d10
DoubleCross : (94+1D10) → 94+8[8] → 102

木村計正:66+1d10
DoubleCross : (66+1D10) → 66+1[1] → 67

井坂勇太:67+1d10
DoubleCross : (67+1D10) → 67+1[1] → 68

デルタ:86+1d10
DoubleCross : (86+1D10) → 86+5[5] → 91

由希嶋四香:なんだこの侵食格差……
GM:この格差は一体……
井坂勇太:無言でハンドルを握っている。オーヴァードの超人能力を駆使して何とか普通に運転しているのだ。
由希嶋四香:「井坂、キミ、意外と運転出来るんだな」 後部座席でくつろいでる
鬼怒旗:「志筑さんの確保した犯人は支部で拘束しています。エージェントが尋問していますが、今の所口を割りそうにありません」
GM:車載電話から支部長の報告が流れている。
鬼怒旗:「……バスの向かっている先、山頂の途中にはダムがあります。何か嫌な予感がする……くれぐれも気をつけて下さい」
由希嶋四香:「……………ああ、まったく、嫌な予感がするな」
由希嶋四香:ダムで露骨に顔をゆがめる
木村計正:「まずは、大河内くんの安否が心配だな」
井坂勇太:「…さっきの男もダムと言っていたな。」
デルタ:「田吾作はちょっと抜けてるところありますからねぇ」
由希嶋四香:「まだ中は見えないんだろ? 戦闘が続いているってことだ」
木村計正:「……戦闘が終わっていれば、中の様子を隠す必要はないか。なるほど」
由希嶋四香:声を低くする。希望的観測であるとも分かっている。
鬼怒旗:「む……バスが止まった。ここは、ダムの駐車場……?」
井坂勇太:「こちらも止めるか?」
GM:君達の乗った車が現場に到着するまでにはあと5分程かかるだろう
GM:一方で志筑の位置を示す光点は間も無くバスに追いつこうとしている。
由希嶋四香:「志筑さんの方が先につくか」
鬼怒旗:「井坂くん、しばらくそのまま運転を続けて下さい。今志筑くんの回線と繋ぎます」
井坂勇太:あ、まだ先なのか
志筑小夜子:「……こちら志筑。ジャックされたバスを発見しました」
志筑小夜子:「中は真っ暗で何も見えない……音もまるで聞こえません」
志筑小夜子:「支部長、指示をお願いします」
鬼怒旗:「うむ……何か動きが無い限り、志筑くんはその場で待機。井坂くんたちは至急現場へ向かって下さい」
志筑小夜子:「了解、…………」
志筑小夜子:「…………!!支部長、バスの中が元通りに」
由希嶋四香:無言で耳を傾けている
志筑小夜子:「……扉が開いて、あれは……大河内さん?なんで」ザザッ
鬼怒旗:「……志筑くん?応答して下さい、大河内さんは?」
鬼怒旗:「通信が途切れている……まさか、見つかった……?」
由希嶋四香:「志筑さん離れろ! こっちに……っ!」
木村計正:「……こちらは最大速度で急行しています」
井坂勇太:運転が少々荒っぽくなる!
GM:では、井坂くんの荒っぽい運転により予定よりも早く現場に到着します。
デルタ:「……田吾作っ!」
GM:現場は拓けた駐車場だ。砂地がむき出しになっている。
GM:横手にはコンクリート製の壁。その向こうから水の流れる音が聞こえてくる。
由希嶋四香:「志筑さんっ!」
木村計正:(……死亡。いや、少なくとも戦闘不能と見るべきだな)
GM:駐車場には例のバスが停まっている。近寄って様子を確かめても良いし、先に志筑を探しても良い。
井坂勇太:ぞんざいに停車し、自分も運転席から降りる
由希嶋四香:じゃあ私は志筑さんの車を探そう
GM:では知覚で判定、達成値8.
由希嶋四香:10dx+2
DoubleCross : (10R10+2[10]) → 10[2,3,3,4,4,5,5,8,10,10]+10[7,10]+7[7]+2 → 29

GM:スゲェ!
デルタ:余裕だぜ!
由希嶋四香:フフ……こいつは知覚型よ……
GM:では由希嶋さんはあっさりとそれを発見します。志筑が乗ってきたと思われるバイクだ。
GM:かなり駐車場から見るとかなり解りにくい場所に停めてあるが、
由希嶋四香:「あった!」そっちに駆け寄ろう
GM:周囲の木々や草、それにバイクの前輪から座席の部分までがドロドロに溶けている。
デルタ:「うわっ……何これ……?」
木村計正:ではその間に、こちらはバスの窓を優先して確認したい。闇が覆い隠しているかどうか。
井坂勇太:由希嶋に追いつき、一緒にバイクの傍に寄る
GM:外からは特に異常は見当たりません。普通に座席も見える。
由希嶋四香:「なっ……。くそっ、どうして誰もいない!?」
木村計正:(……既にダムへ向かったか?)足跡などの痕跡を見る。
GM:それなら知覚で判定、難易度7.
井坂勇太:「……ダムか?」 由希嶋に
GM:あ、因みにバス内も調べられますよ。
木村計正:知覚は全然ダメなんですよね。
木村計正:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 8[1,8] → 8

デルタ:おお
GM:成功!
GM:砂利の上に、よくよく見ると足跡のようなものが残っている。
GM:足跡はダムの方へ続いているようだ。
由希嶋四香:「……そうか! ダム!」井坂の方に振り返る。
木村計正:「どちらにせよ、やはり遅かったようだな、僕らは」
木村計正:「追跡するが、あまり希望は持てない。取水封鎖を働きかけるよう、呼びかけておく必要があるかもしれない」
木村計正:「追おう」
GM:だ、誰か乗客の無事を確認しようとはせんのかね!?
デルタ:「ちょっとまったー!」
デルタ:「僕は乗客の無事を確認してきます!」
木村計正:「そうだな。デルタくんに頼もう」
由希嶋四香:座席が見えた時点で誰もいないのかと思ってた……
デルタ:ME TOO
デルタ:バスの方へ向かう
GM:それは言い忘れましたねw乗客も乗ってます
由希嶋四香:一応ついていこう
GM:バスの扉は開いているぞ
デルタ:入ろう
井坂勇太:取水封鎖について連絡している木村さんの傍で2人を待つ
GM:バス内には10人に満たない程度の客が乗っている。
GM:眠っているようにも、死んでいるようにも見える。
デルタ:「……大丈夫……ですか?」
デルタ:首すじに手を当ててみるぞ
GM:では首に手を当てたデルタくんは気付きますが、
GM:乗客は既に息絶えている。
デルタ:「うわっ!」
GM:ぶにぶにした異様な手応えだ。
由希嶋四香:「どうした、デルタ!」 入口から声を掛ける。
デルタ:「どどど、どうしよう由希嶋……」
デルタ:「し、死んでる……!」
由希嶋四香:「……!」無言で踏みだし、同じく触れる。
GM:ではデルタくんと由希嶋さんは回避で判定して下さい。難易度10。
由希嶋四香:なんやとう!
由希嶋四香:エフェクトは使えますか!
GM:いいでしょう!
由希嶋四香:神の眼! 知覚でドッジ!
由希嶋四香:10dx+2
DoubleCross : (10R10+2[10]) → 10[1,3,3,6,7,7,10,10,10,10]+9[2,3,6,9]+2 → 21

デルタ:4dx+2=>10
DoubleCross : (4R10+2[10]>=10) → 9[1,6,6,9]+2 → 11 → 成功

GM:2人とも成功だと……!?
GM:悪運の強い奴らだ!
GM:では2人は異変に気付きます。死体の目がうっすらと開き……
GM:突如連鎖爆発!血と肉片が車内に飛び散る!
GM:好きに回避したまえ!
デルタ:「!!」 すんでのところで屈みこむ
由希嶋四香:「!」 血と肉片を思いきり全身に浴びる。
由希嶋四香:その輪郭が溶け消え、無傷ですぐ隣に現れる。
由希嶋四香:浴びたと思ったのは幻像だ……
GM:血がかかった場所は肉の焦げるような音を立てて煙を噴き出している
由希嶋四香:無表情。目を見開いている。
GM:明らかに人体に影響のある毒物だ
デルタ:「今の、何だよ……!?」
由希嶋四香:「あ、……う」
由希嶋四香:「……いや。爆弾にされていたみたいだね。出よう、デルタ」
由希嶋四香:「他の人間まで誘爆されるとまずい」
デルタ:「……そうだね」
デルタ:「……」 無言で唇を噛む
井坂勇太:バスを出ると、出口で待っています。先程の音は外にも聞こえていた。
由希嶋四香:たんたん、と軽快な動作で外に出る。
木村計正:「……大丈夫だったか、デルタくん、由希嶋くん」
由希嶋四香:「——全員死んでる。死体に触れると爆発する。恐らく、酸か毒」平坦な声。
デルタ:「……」
木村計正:「ここまで悪辣な仕掛けをする相手だとは」
木村計正:「……予想の外だった。もしも逃せば、この比ではない被害が出る」
由希嶋四香:「デルタ。君はちゃんと触れただろ。何か、感触で変なところはなかったか?」
デルタ:「……ぶにぶにしてた……」
デルタ:「………」
デルタ:「……行きましょう」
由希嶋四香:「組成自体を変えるタイプか。内部に爆弾を入れたりとか、従者の偽物とかじゃあない」
由希嶋四香:「……あ、ああ、うん。行こう」
井坂勇太:「……」
GM:————
井坂勇太:由希嶋の頭をポンポンと撫でる。
GM:ダム・屋外通路
由希嶋四香:手を払わなかった。
由希嶋四香:奥歯がカタカタ鳴っていた。
由希嶋四香:どうぞ次へ!
GM:ダムからの景色を一望できる屋外通路……
GM:その真ん中付近に一人の男が立っている。
大河内田吾作:「…………」
GM:そのすぐ隣には、ぐったりと横たわる志筑小夜子。
GM:遠目では生死の程は解らない。
木村計正:「大河内くん?返答を返せるかな」後ろ手に攻撃準備を構えつつ近づく。
大河内田吾作:「ああ、あんたらぁ……」緩慢に君達の方を向く。
木村計正:((迂闊に接近しない方がいい。爆発する可能性がある))前を向いたまま後ろの3人に囁く。
大河内田吾作:「ここはい~い景色だべなぁ……山の青さといい、田舎を思い出すさぁ……」
由希嶋四香:小さく頷く。
木村計正:「その通りだね」微笑む。
大河内田吾作:「なぁ、ちっとばかし昔話さしでもええがね?」
木村計正:「ダメだ」
木村計正:「君は任務中のはずだ。仮に終わっているのなら、報告の必要がある」
大河内田吾作:「別に時間稼ぎしようってんじゃね。つっても、信用でぎねぇだろうが……」
井坂勇太:カチャリと右手に勾玉を持つ
木村計正:「信用の話じゃあない。君の仕事の話なのだが……」
木村計正:「……バスの乗客の状況を見たかな?君は」
大河内田吾作:「ふっ……ふふ。木村さんよ、そういうのはナシにしねぇが」
木村計正:「……」
木村計正:「ダメだ。」
大河内田吾作:「もう解ってんだろ?全部おらがやった事だべ」
木村計正:「由希嶋くんと話して得られた結論だが」
木村計正:「今回の件では、敵の側に操作能力者——または記憶改変能力者が関わっている可能性がある」
大河内田吾作:「…………」
木村計正:「君が自分でそう思っているとしても、あるいはそうではないかもしれない」
木村計正:「君の扱いについては、由希嶋くんが働きかけてくれるはずだ。心配はいらない」
大河内田吾作:「やっぱ、本職の人は違ぇわなぁ。ぐうの音も出ね」
大河内田吾作:「だども、おらはおらで言いたい事さあんだぁ。聞がねってんなら勝手に喋らせて貰うど」
由希嶋四香:「……全て」
由希嶋四香:「全て、話せ。君の思っているとおりのことを」
大河内田吾作:「ん……」
大河内田吾作:「まあ、あんたらの考えてる事さ、筋が通ってるわな。操作能力者が居で、あのトンチキを操って事件を起こした……そう考えてんだべ?」
由希嶋四香:「そう、だ。」
由希嶋四香:「キミは今、三つの行為を自白出来る。『やった』こと。『やらせた』こと。『やらされた』こと。だ」
大河内田吾作:「んだども……それは理屈ってもんだぁ。世の中にゃあ、本当にトンチキな理由で動く奴もいるっぺ」
大河内田吾作:「奴らはさぁ、本当に怪人が好きで好きで……一度『こういう事』がしてみたかったらしいんさ」
井坂勇太:「お前は違うのか?」
大河内田吾作:「傍からみりゃあ、文句ナシのキチガイだぁ。なんせセルの改造手術を進んで受けるっつって来たんだがらな」
大河内田吾作:「おらか?……そうさなぁ、おらも同じ穴のムジナだわな」
大河内田吾作:「おらも、たった一つの目的の為に、セルに協力してる……」
由希嶋四香:「セ……ル」
大河内田吾作:「その為に……あのバスの人間も殺した。死体に罠さ付けた。鬼畜のやる事だべ?」
井坂勇太:「あぁ。そうだな。」 右手の勾玉がパチパチと音を立てて火花を出す
デルタ:「……」
大河内田吾作:「嬢ちゃんよ……『やらせた』事も『やらされた』事も、おらには無ェ。他で動いてた連中もそうだぁ」
大河内田吾作:「ただ全部、おらの意思でやった……人殺しも、スパイもなぁ」
由希嶋四香:「っ!」 大河内さんの視線を受けて、背後に飛び下がる。
木村計正:「……戦闘員に関しては」
井坂勇太:大河内を睨み、左手を横に出して由希嶋との間を遮る
木村計正:「君は、どう説明する?彼らを操作していた能力者が存在したはずだ。少なくとも……一人」
大河内田吾作:「“怪人”とか名乗ってた奴の事がい?」
由希嶋四香:「いさか……」ナントカ立ち止まる。
木村計正:「質問を返されても、僕には分からない。真実を知っているのは、君だろうからね」
大河内田吾作:「ふふ……あのケッタイな連中に関しちゃあ、実のとこおらは殆ど関わって無ぇ」
由希嶋四香:「セルとは、何だ?」
大河内田吾作:「やったのはバスジャックの手筈を整えたぐれぇだぁ。後は全部、奴らの仕業よ」
大河内田吾作:「『イデフィクスト』って、聞いだ事無ぇかい?」
由希嶋四香:あります?
GM:あります。半年前にジャーム化した人間が口走っていたと資料にある。
GM:それに目を通していたという事にしましょう
GM:解っているのは名前だけ。その他はほぼ一切が謎に包まれたセルだ。
由希嶋四香:「半年前の事件……ジャームがそんなことを言っていた」
由希嶋四香:「……らしい。」
大河内田吾作:「まぁ……おらは形の上で、そのセルに所属してる。FHイリーガルってやつだぁな」
由希嶋四香:「語源も不明。ただの呻き声だったとも言っていたが……」
デルタ:「……それで」
デルタ:「田吾作、お前の『欲望』は何だよ」
大河内田吾作:「…………」
大河内田吾作:「おらの……嫁さが死んだのが10年前だぁ」
大河内田吾作:「当時おらはオーヴァードでも無くで……なんの力も無ぇ、ただの百姓だった」
大河内田吾作:「そりゃあ凹んでなぁ……嫁の命と引き換えに産まれて来た赤んぼさ実家に預けて、土ばっか弄ってた」
大河内田吾作:「多分、心のどっかに引っ掛かっでたんだなぁ……あの子が、嫁を殺したと思うのが怖がった」
大河内田吾作:「そんで、オーヴァードになったのが3年前よ。ソラリスっちゅうのは便利でなぁ、虫を避けながら野菜がぐんぐん育つ薬も簡単に作れっぺ」
大河内田吾作:「……1滴で人間殺せるような毒も、死体を破裂させるような薬も、作れる」
由希嶋四香:「それは」
井坂勇太:「……」 後ろの由希嶋をチラリと見た後、再び大河内を睨む
由希嶋四香:「最後まで、聞かないと駄目か?」
大河内田吾作:「ふふ……いや、別に」
木村計正:「デルタくんが聞いたのは、君が何がしたいか、だ」
木村計正:「君の過去じゃあない」
木村計正:「……何がしたくてこの事件を起こした?」
大河内田吾作:「まぁ、そこを解っで貰う為に昔話をしたんだども……確かに、ちっと長くなりすぎたなぁ」頭をかく。
由希嶋四香:「こっちも、こっちも暇じゃあ、ないんだ……」というか、心理状態が限界だぞ。
大河内田吾作:「おらはな、嫁を生き返らせて貰いたいんだわ。……イデフィクストのリーダーは」
大河内田吾作:「『それが出来る』って言い切った。現に……」
大河内田吾作:「……いや、喋り過ぎだぁな。そろそろ始めるべ」
由希嶋四香:「志筑を離せ。大人しく拘束されろ」
木村計正:「いいや。それが分かるなら」
大河内田吾作:「そいつは聞けね。おらがこの事件さ手伝ったのは、その報酬が嫁さ生き返らせて貰える事だったからだぁ」
木村計正:「……そこからが僕の仕事だ。君は、イデフィクストにこのまま残って活動すべきだ」
木村計正:「事件は十分に成功している。犠牲者も……大量に……既に、出た」
木村計正:「さらなる成果が必要なら、そう報道することもできるかもしれない。マスコミはしばしば誤認報道を行なうものだ」
木村計正:「……そうすれば、君の妻は生き返る。そういう事だと、僕は理解したが」
木村計正:「訂正があれば聞こう」
大河内田吾作:「ふふ、ふ……報道?奴らは、見てる」
木村計正:(『見てる』。新しい情報だ)
木村計正:「監視がついている、という事かな」
大河内田吾作:「今も……おらたちを見てる。どれぐらいの人間が、どうやって死んでいくかを」
木村計正:「しかしまさか、全てを知覚できるわけではないはずだ」
木村計正:「そうでなければ、UGNに君というスパイを送り込む必要すらない」
大河内田吾作:「それこそが目的だぁ。情報操作なんぞ何の意味も無ぇ」
大河内田吾作:「『ただ出来るだけ沢山人を殺せ』……その為に何が必要か……」
由希嶋四香:「もういい、木村さん」
大河内田吾作:ダムの方へ向き直る。
由希嶋四香:「こいつらは結局『やらされてる』んだ」
由希嶋四香:「骨を提示されて飛び付く犬に、交渉なんて意味が無い」
木村計正:「殺さずに拘束して欲しい」
由希嶋四香:「自分がどうすればいいかを、他人に決められてるんだから」
大河内田吾作:柵の隙間から手を伸ばす。掌には……いつの間にか、透明な液体が。
木村計正:「利用価値がある」視線は冷たい。
大河内田吾作:「ふっ、ふっふっふ……!」
井坂勇太:木村さんの言葉に頷いておく
大河内田吾作:「木村さん……あんた、奥さんは居るかい?」
由希嶋四香:「……努力はする」
木村計正:「いない。全員拘束を開始してくれ」
木村計正:「僕がサポートする」
大河内田吾作:泣き笑いのような顔。そのまま掌を返す。
由希嶋四香:液体めがけて冷気塊を飛ばす!
デルタ:こっちは手に粘性の高い血の塊を飛ばすぞ!
GM:冷気の塊が液体を捉え、そのままダムの壁面に激突!
GM:取りこぼした毒は粘性の血に絡め取られ、同じくダムの壁に張り付く!
大河内田吾作:「やっぱぁ、ダメが……先に」
大河内田吾作:ゆらり、と君達の方を見る。じわりじわりと空気を侵蝕するようなワーディング。
井坂勇太:「由希嶋。」 勾玉から出ていた火花が小さくなる。
大河内田吾作:それは加速度的に広がり、ドーム上にダムを覆い尽くす!
井坂勇太:大河内のワーディングを肌で感じ取りながら、後ろの由希嶋に声をかける。
GM:衝動判定!難易度9!
由希嶋四香:「なに、今ボ、クは忙し、」
井坂勇太:「大丈夫だ。」
由希嶋四香:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,2,8,9,10]+4[4] → 14

井坂勇太:「俺は強いからな。」
由希嶋四香:「————」
井坂勇太:3dx+1>=9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 7[1,3,7]+1 → 8 → 失敗

デルタ:8dx+1>=9
DoubleCross : (8R10+1[10]>=9) → 8[1,3,3,6,6,6,6,8]+1 → 9 → 成功

木村計正:3dx+1>=9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 8[1,5,8]+1 → 9 → 成功

由希嶋四香:すっと肩から力が抜ける。
由希嶋四香:「そう。——強いな、キミは」
井坂勇太:68+2d10
DoubleCross : (68+2D10) → 68+12[7,5] → 80

木村計正:67+2d10
DoubleCross : (67+2D10) → 67+4[2,2] → 71

由希嶋四香:1dx+13
DoubleCross : (1R10+13[10]) → 3[3]+13 → 16

由希嶋四香:なんかめちゃくちゃ間違えた
デルタ:91+2d10
DoubleCross : (91+2D10) → 91+10[3,7] → 101

由希嶋四香:2d10+103
DoubleCross : (2D10+103) → 12[4,8]+103 → 115

井坂勇太:右手の勾玉が光り、井坂の体を中心に火柱が上がる!
井坂勇太:「くっ……!」
GM:田吾作を中心に、ダムの景色が塗り替えられていく。
GM:コンクリート製の通路は、土の畦道に。ダムの水面は一面の水田に……
GM:Eロイス【虚実崩壊】。
大河内田吾作:「中々良い所だべ?空気は美味ぇし、水も綺麗だし……」
由希嶋四香:「このレネゲイド出力……っジャームか!」
木村計正:「……っ、幻覚か……それとも」
由希嶋四香:「井坂しっかりしろ! 強いんだろ!」
GM:辺りを見回す君達は、畑の彼方に白い人影が立っている事に気付くだろう。
GM:ゆらゆらと揺れながら、それはゆっくりこちらに近づいて来ているように見える……
大河内田吾作:「何より、人柄があったけぇでなぁ。道を尋ねてウソ教えるような輩はいねぇ」
デルタ:「ふふふ……人殺しもいないしなぁ」
GM:君達は直感的に“それ”が良くないものだと悟る事が出来る。
大河内田吾作:「はは……全くだぁ」
GM:Eロイス【破滅の足音】。
GM:1D+1
DoubleCross : (1D6+1) → 4[4]+1 → 5

GM:チッ、遠い……!
木村計正:ヤベェ~!
GM:という訳で5ターン目のクリンナッププロセスに、君達は全員戦闘不能となる。
デルタ:ファッ!?
GM:なお、これは一度戦闘不能になると解除されます。
由希嶋四香:一体どこのEロイスだそんなんー!
木村計正:Eロイスの使用者がですよね?
木村計正:仕様者は大河内さんでいいんでしょうか!
GM:あ、そうですそうです
GM:紛らわしくて申し訳ない
由希嶋四香:了解ですー
由希嶋四香:そうと分かれば進めましょう!
GM:エンゲージはPC4人が一塊、10メートル前方に田吾作。以上です
GM:あ!大事な事を言い忘れてた
由希嶋四香:志筑さん!
GM:ご覧の通り田吾作の足元には戦闘不能状態の志筑さんが居ます。
GM:田吾作が志筑さんだけを狙う事はありませんが、範囲攻撃には普通に巻き込まれます。
GM:つまり殺したくなければ……クックック……
GM:カバーリングするしかありませんね?
木村計正:くそ~!カバーリングできる能力者が仲間にいればな~!
井坂勇太:「……」 火柱に包まれている…が、
井坂勇太:「由希嶋……」 火柱の勢いは変わらないものの、熱気が消える。
GM:1ラウンド目!セットアップ!
木村計正:ありません!
由希嶋四香:ない!
デルタ:無いです
由希嶋四香:「なんだい?」
井坂勇太:「……」 返答はない。由希嶋の返事は聞こえていないようだ。
井坂勇太:《エターナルブレイズ》 侵蝕80→84、行動値2→0
大河内田吾作:《加速する刻》
GM:あ、まだだな イニシアチブだ
由希嶋四香:ゲェーッ!
由希嶋四香:「井坂」腰をグーで叩く
井坂勇太:「……っ!」 右手を振り、火柱を消す
GM:という訳でイニシアチブ!《加速する刻》!
由希嶋四香:カモーン
大河内田吾作:マイナー《猛毒の雫》《毒の刃》
井坂勇太:火柱が消えると、赤い剣と防具が装着されている
大河内田吾作:メジャー《絶対の恐怖》《錯覚の香り》《タブレット》攻撃+19、ダイス+5
大河内田吾作:1d4
DoubleCross : (1D4) → 2

大河内田吾作:対象は由希嶋さん!
由希嶋四香:きませい!
大河内田吾作:13dx7+7
DoubleCross : (13R10+7[7]) → 10[1,1,3,4,6,7,7,7,9,9,9,9,10]+10[1,2,2,4,5,9,10,10]+10[5,7,7]+2[1,2]+7 → 39

由希嶋四香:《神の眼》回避!
大河内田吾作:出た!
由希嶋四香:10dx+2
DoubleCross : (10R10+2[10]) → 10[1,1,3,3,5,5,6,7,8,10]+1[1]+2 → 13

由希嶋四香:まあ分かってた
井坂勇太:由希嶋のロイスをタイタスにして暴走を解除、《炎陣》でカバーリング・ガード。
大河内田吾作:おおっ
由希嶋四香:ありがたや……!
木村計正:さすがだ井坂くん!
デルタ:カッコイイーッ!
井坂勇太:「はあっ!」 大河内の攻撃が入る直前に赤い剣を振り抜く!
大河内田吾作:《力の霊水》でダメージダイス+5
由希嶋四香:「くっ……!」回避しようとするが、まだ足がもつれてる。
大河内田吾作:9d10+19
DoubleCross : (9D10+19) → 54[8,4,5,3,7,10,10,6,1]+19 → 73

井坂勇太:刀身が巨大な炎になって由希嶋への攻撃を切り捨てる
木村計正:ちょっとまった!(ヒゲじい)
木村計正:《力の霊水》を使ったのは田吾作くんですか?
GM:イエス!
木村計正:自分のダメージロールには使えないですよ、《力の霊水》
GM:本当だ!(読み返した)
GM:失礼しました、霊水はナシ!
GM:振りなおします
大河内田吾作:4d10+19
DoubleCross : (4D10+19) → 18[3,10,2,3]+19 → 37

由希嶋四香:装甲ガードは?
GM:有効です!
井坂勇太:装甲無視、ガード有効かな
井坂勇太:17点軽減して20ダメージ。HP28→8、侵蝕84→86。
木村計正:タフガイ!
由希嶋四香:ヒューッかっこいい!
デルタ:生き残った!
GM:ファンタスティック!やる!
井坂勇太:肩で息をしているが、膝はつかない。
由希嶋四香:「うわっと」座り込む。「……井坂、ああもう、大丈夫か!」
大河内田吾作:掌から分泌される大量の毒素が刃の形を成し、一直線にカバーした井坂くんを刺し貫く!
大河内田吾作:あと邪毒も付与だ!
井坂勇太:「心配はいらない。」 炎が赤い刀身に戻る。
木村計正:(……すごいな、この子は)
大河内田吾作:「ははぁ、良い反応だっぺ……」
GM:イニシアチブ!
由希嶋四香:「ふぅ。心配させるな! −−あ、いや、してないけどな!」
井坂勇太:そして剣を大河内に向かって構えなおす
木村計正:(防御力だけでなく、自身のそれを疑いなく信じ切れる精神の安定性……これが、チルドレン)
GM:由希嶋さんのイニシアチブだ。
由希嶋四香:よっしゃー
由希嶋四香:なんだけど、これってエンゲージ切らない方が良いですかね?
由希嶋四香:至近じゃないとダメージはいかないんですが
木村計正:どうかな……!
木村計正:《災厄の炎》の範囲攻撃の場合
木村計正:志筑さんは巻き込まれますかね?
GM:流石にそれは無いとしましょう
GM:なんか上手い事操作するのだ
木村計正:じゃあエンゲージしたほうがいいかも?
由希嶋四香:じゃあ突っ込みます。
木村計正:いや、やっぱりどうしようかな
由希嶋四香:いや、至近に範囲攻撃かまされたらまずいかなーって
木村計正:大河内さんが本来の手番で
木村計正:そうですね、由希嶋さん狙うなら範囲攻撃するはずなので
木村計正:できれば井坂くんが突っ込んだ後に続いて欲しいところですよね。待機とかして
由希嶋四香:でも井坂くんこのターンだと突っ込めないから(9m)
井坂勇太:いえ、《エターナルブレイズ》を使ったので5mです。
由希嶋四香:わぁい
由希嶋四香:では手番!
由希嶋四香:動かぬ!
由希嶋四香:『コンセントレイト:サラマンダー』『光の手』『絶対の孤独』『氷の戒め』
由希嶋四香:10dx7+2
DoubleCross : (10R10+2[7]) → 6[1,3,3,4,4,5,5,5,5,6]+2 → 8

由希嶋四香:……………!?
GM:10のC7で8……?実質6……
GM:まあドッジします
大河内田吾作:2dx10+10
DoubleCross : (2R10+10[10]) → 10[3,10]+2[2]+10 → 22

GM:回避!
由希嶋四香:その……なんていうか……
由希嶋四香:ごめん……
由希嶋四香:(ロイス切っても無理)
由希嶋四香:「くっそ……!」
大河内田吾作:「そったら狙いじゃあ目ぇつぶってもかわせんべよ」
どどんとふ:「デルタ」がログインしました。
由希嶋四香:冷気を撃つが、まだ手が震えている。
大河内田吾作:「嬢ちゃん、さっきから震えてんな。怖いモンでも見たんか」
デルタ:「うっせー、田舎者! 由希嶋! 僕がお手本みせてやんよ!」
由希嶋四香:「うる……さいっ!!」
GM:ではデルタくんのイニシアチブ。
井坂勇太:大河内を睨む
デルタ:コンセ:ブラムス、紅の刃、ブラッドボム
デルタ:9dx7+4
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[3,4,5,5,6,6,8,9,10]+10[2,4,8]+5[5]+4 → 29

大河内田吾作:うーん、ドッジだべ
大河内田吾作:《錯覚の香り》でダイス+5
大河内田吾作:7dx10+10
DoubleCross : (7R10+10[10]) → 10[1,4,4,7,8,8,10]+9[9]+10 → 29

木村計正:《命の盾》を使っていますか?
GM:同値回避!
GM:あ、命の盾使ってます
木村計正:すると、さっきのドッジもそうですかね
GM:さっき忘れてましたがそうなりますね……!
木村計正:了解です!
GM:あっ
GM:そうか交渉でやらなきゃダメじゃん
GM:すいません、今のドッジは振りなおします!
大河内田吾作:13dx10+7
DoubleCross : (13R10+7[10]) → 9[2,2,2,2,3,5,6,6,6,7,8,8,9]+7 → 16

GM:グワーッ!
デルタ:お手本みせたるで!
由希嶋四香:流石やでぇー!
デルタ:3d10
DoubleCross : (3D10) → 18[5,8,5] → 18

木村計正:紅の刃!
デルタ:+3で21です! メンゴ!
GM:OK!
デルタ:7d10 ブラッドボム!
DoubleCross : (7D10) → 47[9,8,2,7,10,8,3] → 47

GM:ぐええ
GM:これを喰らうと喰らわないとじゃえらい違いだ……!
デルタ:田吾作のロイスを切って復活!
GM:だが次は大河内のイニシアチブだ
木村計正:ダヴァイッ
大河内田吾作:「こりゃまたケッタイな術だべ……だが、強烈だぁ」
大河内田吾作:マイナー《猛毒の雫》《毒の刃》
デルタ:「あったりまえだべ。”キス・オブ・デス”を舐めたらあかんぜよ!」
大河内田吾作:メジャー《絶対の恐怖》《錯覚の香り》《タブレット》攻撃+19、ダイス+5、装甲無視
大河内田吾作:1d4
DoubleCross : (1D4) → 3

大河内田吾作:井坂くんだな!
大河内田吾作:13dx7+7
DoubleCross : (13R10+7[7]) → 10[1,2,4,4,4,5,7,7,7,8,8,8,10]+10[1,1,2,9,10,10,10]+10[1,4,5,10]+10[7]+10[10]+4[4]+7 → 61

大河内田吾作:リアクションどうぞ
井坂勇太:ドッジ
井坂勇太:7dx+2>=61
DoubleCross : (7R10+2[10]>=61) → 10[3,3,5,6,7,10,10]+9[5,9]+2 → 21 → 失敗

井坂勇太:くっ
大河内田吾作:フフフ
大河内田吾作:霊水……は使えないからこのまま
大河内田吾作:7D10+19
DoubleCross : (7D10+19) → 59[6,10,10,10,5,9,9]+19 → 78

大河内田吾作:装甲無視だ!
大河内田吾作:「兄ちゃん、おらの見たトコ、そろそろ限界だべや」
井坂勇太:戦闘不能!リザレクト!
井坂勇太:86+1d10
DoubleCross : (86+1D10) → 86+1[1] → 87

大河内田吾作:「……大人しく寝てろや。ラクにしてやるが」
井坂勇太:毒の刃に刺される!
由希嶋四香:「井坂っ……」
井坂勇太:「寝ているわけにはいかない。」 赤い剣を地面に立てて、倒れるのを踏みとどまる。
井坂勇太:「俺よりも、無理している奴がいるからな。」
大河内田吾作:「中々にしぶとい……」
GM:木村さんのイニシアチブ。
井坂勇太:赤い防具から炎が噴出し、生気が戻る
由希嶋四香:「……馬鹿な奴……」
木村計正:「……このような仕事は」マイナーなし。
木村計正:「本当に、向いていないのだが」
木村計正:敵/大河内田吾作/有為/脅威:○/タイタス で、ダイスを+10します。
GM:カマン!
木村計正:《コンセントレイト:ソラリス》《絶対の恐怖》《神の御言葉》《アンプリフィケイション》。2回めだ!
木村計正:18dx8+3
DoubleCross : (18R10+3[8]) → 10[1,2,2,3,3,3,3,3,3,4,4,4,5,7,7,8,9,9]+10[5,7,8]+7[7]+3 → 30

大河内田吾作:うむむ・・・ドッジだ
大河内田吾作:13dx10+7
DoubleCross : (13R10+7[10]) → 9[1,1,1,2,4,4,5,5,6,6,8,9,9]+7 → 16

大河内田吾作:ダメ!
木村計正:よしよし。ダメージ出します。
木村計正:4d10+47 装甲無視
DoubleCross : (4D10+47) → 24[8,1,7,8]+47 → 71

大河内田吾作:えげつねぇな……
木村計正:71→85
大河内田吾作:そしてこのダメージは耐えられない。倒れます、が
大河内田吾作:《アクアウィターエ》。復活します。
木村計正:「……大河内くん。互いにこのような戦いは不毛だ」
木村計正:そう言いつつ、大河内くんの四肢の神経を激痛で破壊します。
大河内田吾作:「おがっ……がっああああああ!!!」
木村計正:バキン!
木村計正:大河内にしか知覚できないプリズム状の幻覚が割れる。
木村計正:「……僕も、正直」冷や汗を拭う。
大河内田吾作:その場でのた打ち回って悶絶!尋常でない痛がり様だ!
木村計正:「負担がないわけではない。そして君も、攻撃を受けるのは避けたいはずだ……」
木村計正:「……互いに得は何もない。僕は別の道を探りたい」
大河内田吾作:「がはっ、はあっ、はっ、はああぁ……」そして、何事も無かったかのように立ち上がる
大河内田吾作:体内で分泌された劇的な回復薬の作用だ。しかし万全の状態ではない……
木村計正:「……本当に苦手だな」自分の言葉が届いていないことも自覚している。
木村計正:「不毛な会話というのは」
大河内田吾作:「ふっ、ふふふ……木村さんよう、あんたぁひょろっちぃナリして、とんでもねぇ曲者だべや……」
大河内田吾作:「死ぬかと思ったど、今の痛みは」
木村計正:「殺しはしない」
木村計正:「……僕を信頼してくれ」
大河内田吾作:「ははっ……ジャームになった男に、今更何を言うかね」
大河内田吾作:やはり聞く耳は持たない。
木村計正:(ジャーム。本当に、戻らないものなのか?)
木村計正:(そこに人間の思考があって、言葉が届くように見えても……)
木村計正:(……)僅かに攻撃の手が緩む。
GM:では井坂くんのイニシアチブ!
井坂勇太:《コンセントレイト:サラマンダー》+《フレイムタン》+《結合粉砕》
井坂勇太:8dx8+0 命中判定
DoubleCross : (8R10+0[8]) → 10[1,1,2,3,5,7,9,10]+10[7,8]+7[7] → 27

大河内田吾作:ドッジ!
大河内田吾作:13dx10+7
DoubleCross : (13R10+7[10]) → 10[1,2,3,4,4,5,5,5,8,8,9,9,10]+2[2]+7 → 19

大河内田吾作:ヌゥーッ……
井坂勇太:3d10+13 装甲無視
DoubleCross : (3D10+13) → 20[9,4,7]+13 → 33

大河内田吾作:喰らいます。33点減少!
井坂勇太:振り上げた刀身が巨大な火柱に変わり、そのまま大河内に振り下ろされる。
大河内田吾作:「こりゃあ……ちっと避けきれんなぁ……」
井坂勇太:まだ倒れない大河内を見て、渋い顔をする。
井坂勇太:侵蝕87→95
大河内田吾作:「はは、火傷しちまった。帰って玲子に薬付けてもらわんと……」
どどんとふ:「井坂勇太」がログインしました。
どどんとふ:「デルタ」がログインしました。
どどんとふ:「由希嶋四香」がログインしました。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
どどんとふ:「木村計正」がログインしました。
どどんとふ:「由希嶋四香」がログインしました。
GM:点呼開始!
デルタ:準備完了!(1/4)
由希嶋四香:準備完了!(2/4)
井坂勇太:準備完了!(3/4)
木村計正:準備完了!(4/4)
全員準備完了しましたっ!

GM:それでは続きを始めましょう
GM:クリンナッププロセスからですね
GM:邪毒を受けてるのは井坂くんだけだな!
井坂勇太:くっ
GM:回復しないのであればランク9のダメージを受けてください。
井坂勇太:HP1→0
井坂勇太:《リザレクト》!
木村計正:ランク9!
木村計正:とんでもないぜ……さすが人体爆烈級
井坂勇太:95+1d10
DoubleCross : (95+1D10) → 95+3[3] → 98

由希嶋四香:なんつう毒特化な奴……!
GM:まだ100%を超えないとは……
GM:では2ラウンド目のセットアップ!
木村計正:ありません。
デルタ:無いです
由希嶋四香:なし
GM:こちらもなし。イニシアチブに移ります
大河内田吾作:《加速する刻》。
井坂勇太:《エターナルブレイズ》。 侵蝕98→102、行動値2→0
由希嶋四香:またか!
大河内田吾作:「強ぇな……流石はUGNの精鋭だぁ」
大河内田吾作:「こりゃあ余裕こいてるヒマは無ぇ……本気で行かせてもらうど」
木村計正:(……実力を隠していたか。こちらを舐めていたのだとしたら、全力で制圧にかかったのはまずかったな)
大河内田吾作:マイナー《猛毒の雫》《毒の刃》
大河内田吾作:メジャー《絶対の恐怖》《神の御言葉》《錯覚の香り》《ポイズンフォッグ》《アウトブレイク》
大河内田吾作:射程視界のシーン攻撃だ。
大河内田吾作:13dx10+7
DoubleCross : (13R10+7[10]) → 9[2,3,4,4,5,5,5,5,5,8,8,8,9]+7 → 16

GM:間違えた!すいません
大河内田吾作:《コンセントレイト:ソラリス》《絶対の恐怖》《神の御言葉》《錯覚の香り》《ポイズンフォッグ》《アウトブレイク》
大河内田吾作:これが正しい
大河内田吾作:13dx7+7
DoubleCross : (13R10+7[7]) → 10[1,1,1,3,4,4,4,4,5,6,6,9,10]+10[3,8]+5[5]+7 → 32

由希嶋四香:《神の眼》ドッジ!
木村計正:ドッジを試みよう……!
木村計正:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 8[2,8] → 8

木村計正:ムリ!
由希嶋四香:10dx+2
DoubleCross : (10R10+2[10]) → 10[2,2,3,3,4,5,9,9,10,10]+7[3,7]+2 → 19

由希嶋四香:くっ
デルタ:ドッジ!
デルタ:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 10[2,2,3,6,10]+10[10]+1[1]+2 → 23

デルタ:無理だ
井坂勇太:《炎陣》でデルタさんをカバー。
井坂勇太:ガードを選択。
デルタ:ありがてえ!
大河内田吾作:ダメージ!
大河内田吾作:4D10+54
DoubleCross : (4D10+54) → 27[5,9,7,6]+54 → 81

由希嶋四香:《イーッて叫ぶあいつら》のロイスを昇華。リザレクト!
井坂勇太:大河内にロイスを取ってタイタス昇華、復活!
井坂勇太:侵蝕102→104
木村計正:当然《リザレクト》!
木村計正:1d10+85
DoubleCross : (1D10+85) → 2[2]+85 → 87

木村計正:やれやれ……この体はどうにも不死身で困る!
木村計正:真剣だったら死んでたね!
大河内田吾作:「これはどうだぁ?」掌に集まったリンゴ大の黒い塊を握り潰す。
大河内田吾作:潰れたそれからは大量の煙が吹き出し、空へ昇っていく……
大河内田吾作:……黒い雨が降り出した。激烈な猛毒の雨!
木村計正:「!!!」スーツすら貫通し、肉体が穿たれる!
由希嶋四香:「これ、は……ぐっ!」逃れようとした氷幻影ごと浸蝕される。
木村計正:「っぐ、」自分自身への痛覚制御で痛みをどうにか押し殺す。
木村計正:「……、くそ。だから嫌なんだ……」
井坂勇太:咄嗟に近くにいたデルタさんの頭上を守る
由希嶋四香:幻影が消え去れ、地面に蹲る本体が現れる。
デルタ:「うわっ、井坂くん! ありがとう」
大河内田吾作:水田も緑の木々も白い影も、皆平等に焼き溶かされていく……
木村計正:「……ジャームの支配する世界か。毒の雨を降らせる事すら……」
木村計正:(しかも、恐らくこのダメージは幻覚じゃあない。僕の腕に穴が開いて向こうが……最悪だ……!)
井坂勇太:「くっ……」 赤い剣を地面に突き立て、何とか立つ
大河内田吾作:「はは……だいぶ風通しが良ぐなったなぁ」
井坂勇太:大河内を睨み、
井坂勇太:その隣の志筑さんにも目をやります。
井坂勇太:×隣の ○足元の
GM:志筑の姿は黒い雨に覆われ、輪郭も把握出来ない状態だ。
由希嶋四香:「しまっ、た……志筑さん!」
木村計正:「……落ち、着くんだ!」
木村計正:「どちらにしろ、ジャームに人質に取られた時点で……見込みは薄いと見るべきだ……」
木村計正:「今動揺して、新たな犠牲を出さないことだ……!」
由希嶋四香:「そんなことを……聞いているんじゃあ、ないっ!」
井坂勇太:「……由希嶋」 剣を支えに立ったまま、声をかける。
由希嶋四香:「うるさいっ!」地面を蹴って、毒の雨を凍らせながら走り出す。
GM:由希嶋さんのイニシアチブ!
由希嶋四香:マイナーで戦闘移動。田吾作にエンゲージ!
由希嶋四香:「キミなんかに、志筑を奪われて、たまるかッ!」と言いながら、田吾作の顔面めがけて殴りかかり——
由希嶋四香:触れた瞬間に、その幻影が掻き消える。
大河内田吾作:「おらの雨を喰らって、この娘っこが助かる道理は無ぇ……諦めてけろ」
由希嶋四香:「——そうか、」と田吾作の背後に出現。
由希嶋四香:「『人をなるだけ殺せ』と命じられたと、キミは言っていたな」
大河内田吾作:「…………ああ」
由希嶋四香:「だったら最初から、ボクらの目を盗んで毒を投げ込めばいい。騒動なんて起こす必要はない」
木村計正:「……」
由希嶋四香:「つまりキミは、おそらく、ボクらと戦うことを、命じられてる」
大河内田吾作:「…………」
大河内田吾作:「ながなが、鋭い娘っこだぁ」
木村計正:「説得に応じない理由は、それか」
由希嶋四香:「見てるって、言ったな。イデフィクストとやらは、これでボクらの力を計ろうとしている」
由希嶋四香:「あるいは戦い自体を楽しんでるのか。どっちでもいい。——つまり、だ」
由希嶋四香:「どちらにせよキミは——捨て駒だ」
大河内田吾作:「……だとしたら?」
木村計正:「君の望みが叶えられることはない、という意味だ」
木村計正:「永遠に」大河内に視線を向けずに言う。
由希嶋四香:「くだらない餌(ウソ)に釣られた哀れなジャームに、——それを見て楽しんでる馬鹿に、これ以上、思い通りに行かせたりしない」
大河内田吾作:「そうがな?おらがおめさを皆殺しにして」掌をゆっくりと上げる
大河内田吾作:「このダムに毒さ投げ込めば、そんで終わりだぁ」
由希嶋四香:「出来ないよ」——周囲が闇に包まれる。エンジェルハイロゥの光量操作。
由希嶋四香:「もう、ダムなんてここにはない」
由希嶋四香:メジャー! 田吾作に憐憫/憎悪でロイスを取って昇華!
大河内田吾作:来るか……!
由希嶋四香:コンボ『四月に降る雪』! 全力だ!
由希嶋四香:20dx7+2
DoubleCross : (20R10+2[7]) → 10[1,2,2,2,3,3,4,5,6,6,6,6,7,8,8,8,9,10,10,10]+10[3,5,5,5,7,8,9,9]+10[3,7,7,8]+10[4,7,9]+2[2,2]+2 → 44

大河内田吾作:ドーーッジ!!
大河内田吾作:13dx10+7
DoubleCross : (13R10+7[10]) → 8[2,2,2,3,3,4,5,5,5,7,7,7,8]+7 → 15

大河内田吾作:がああ!
由希嶋四香:究極の『寒気』をもたらす映像——四方全域、ただ闇のみ! 外部からも見えないオマケつきよ!
由希嶋四香:ダメージダーイス!
大河内田吾作:「な……!?」
由希嶋四香:5d10+3
DoubleCross : (5D10+3) → 32[7,9,3,8,5]+3 → 35

大河内田吾作:「なん……だべ、これは」
由希嶋四香:「宇宙空間の温度は−270度」
由希嶋四香:「——凍えて消えろ」
大河内田吾作:「あ……」
大河内田吾作:究極の寒気を前に為す術も無く——仰向けに倒れる。
大河内田吾作:「れい……こ……」
大河内田吾作:《帰還の声》。《アクアウィターエ》の使用回数を復活させて使用!
木村計正:やはり持っていたか……!
大河内田吾作:ぞる……
大河内田吾作:異様な音が響く。液体が渦を巻くような不吉な音だ……
大河内田吾作:「まだだ……ここでおらが死んだら」
大河内田吾作:「玲子も……死ぬ……!」
大河内田吾作:ずるり、と逆再生するかのように異常な体勢から立ち上がる!
大河内田吾作:「まだ……まだ、まだ!まだだぁッ!」
由希嶋四香:おいおい……まさか私の攻撃がただの範囲火力だと思ってるわけではないでしょうね……
GM:なん……だと……
由希嶋四香:100%越えにより、このラウンドにおけるお前の全ダイス−10だ!
GM:グ、グワーッ!?
GM:なんという鬼畜……!チクショウ!デルタくんのターン!
デルタ:「……田吾作ぅ、一つ、いい事を教えてあげようか」
大河内田吾作:「ハァーッ、ハァーッ……、なん、だべや」
デルタ:「……死んだ人はなぁ……絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に蘇りゃあしねえのよぉ」
デルタ:「うちの親父みたいに狂って母さんを蘇らそうとしたって…………どうしようもないんだよ!」
デルタ:へい!キムさんへのロイスを信頼:○/不信でとって昇華!
大河内田吾作:「は……はは……」
大河内田吾作:「そんな訳無ぇ……そんな訳無ぇ!!」
デルタ:19dx7+4
DoubleCross : (19R10+4[7]) → 10[1,2,2,3,4,4,4,5,5,5,6,6,7,7,7,8,8,9,9]+10[2,3,4,5,6,9,9]+4[3,4]+4 → 28

大河内田吾作:ドッジ!
デルタ:!!?
大河内田吾作:3dx10+7
DoubleCross : (3R10+7[10]) → 10[5,8,10]+9[9]+7 → 26

大河内田吾作:ウワーッ!
デルタ:あっぶ!
木村計正:やったぜ。
由希嶋四香:こわっ!
デルタ:3d10+3
DoubleCross : (3D10+3) → 21[8,5,8]+3 → 24

デルタ:7d10 ブラッドボム
DoubleCross : (7D10) → 30[1,2,10,1,6,8,2] → 30

大河内田吾作:「おめぇみてえなガキんちょに何が解るっぺや!おめぇみてえな……!」
デルタ:「だから僕は……お前も本当は殺したくないんだよッ!」
デルタ:「でも、でもッ!」
デルタ:嗚咽!
大河内田吾作:迫り来る赤色を前に、田吾作の言葉が途切れる。そして——
大河内田吾作:「お……ぐ……はは」
大河内田吾作:「まさか……おめさがこんな……厄介な……」
大河内田吾作:「た、ただの……ケッタイな兄ちゃん、か、と……うぶっ」
井坂勇太:デルタさんを支えつつ、まだ倒れない大河内を睨み、剣を持つ手に力を入れる。
大河内田吾作:大量吐血!その半身は爆発の衝撃で引き千切れている。
大河内田吾作:「……まだ、まだ。死ぬ訳にゃあいかねんだぁ」
大河内田吾作:「死ぬ訳には……」
大河内田吾作:HP0。復活エフェクト——なし。大河内田吾作、死亡。
由希嶋四香:(デルタはウチの最高火力だよ)
井坂勇太:大河内が完全に沈黙したのを確認して力を抜く
GM:田吾作は立ったまま息絶えている。
木村計正:「……まずは、志筑くんを」
木村計正:大河内を一瞥する。
由希嶋四香:「志筑っ……」毒を素手で払いのけようとする。
GM:田吾作の死と同時に、世界が剥がれ落ちるように急激に元の姿を取り戻す。
井坂勇太:デルタさんを残し、由希嶋と志筑さんの元へ駆け寄る。
GM:志筑を覆う毒は、ぶよぶよとしたヘドロ状になって固形化しつつある。
デルタ:「……」 気絶していて動けません
由希嶋四香:慎重に表面を凍らせて剥がす!
井坂勇太:由希嶋の隣へしゃがみこみ、表面の毒を払いのけていきます。
GM:では、毒をパリパリに凍らせつつ剥がしていきます。外見から想像したよりも薄い。
由希嶋四香:「くそっ、くそっ……!」
GM:毒を払いのけると、中から黒い半球が出てきます。
井坂勇太:「……」 黙々と剥がすのを手伝う。
GM:質感はプラスチックのようだ。君達はそれを押してみてもいい。
由希嶋四香:「そんな……志筑、こんな、こんな姿に……」
井坂勇太:意を決して押す
由希嶋四香:ばん、と毒で傷ついた手で叩く。
GM:では、2人からほぼ同時に叩かれた半球はひび割れ、あっさりと砕ける。
GM:更にその中に、人間の身体が入っているのが見えるだろう。
由希嶋四香:「あ……」
志筑小夜子:「……う……」
由希嶋四香:「志筑さん! ……よかった……」
井坂勇太:「……あぁ。」
木村計正:「……ふ」全員の後ろに隠れて、安堵の溜息を付く。
由希嶋四香:「本当に……」助け起こそうとして、重なる様にこっちが倒れる。
由希嶋四香:そのまま眠る。わりと限界だった。
志筑小夜子:「うう……」意識は戻っていないが、命に別状はなさそうだ。
GM:ザ・バックトラック!
デルタ:(……あの、こっちもちょっとは心配して欲しいな)
GM:今回のEロイスは2つ。【虚実崩壊】と【破滅の足音】です
GM:振りたい者は振るがいい!
由希嶋四香:振るともさ!
デルタ:振る!
由希嶋四香:2d10-139
DoubleCross : (2D10-139) → 15[8,7]-139 → -124

デルタ:109-2d10
DoubleCross : (109-2D10) → 109-7[3,4] → 102

木村計正:振らない!
井坂勇太:振らない
井坂勇太:そして1倍振り。
井坂勇太:104-4d10
DoubleCross : (104-4D10) → 104-24[5,9,5,5] → 80

由希嶋四香:二倍振りだ!
由希嶋四香:124-8d10
DoubleCross : (124-8D10) → 124-50[6,8,8,9,9,3,3,4] → 74

木村計正:1倍振り以外にありえない
木村計正:87-5d10
DoubleCross : (87-5D10) → 87-35[8,9,3,5,10] → 52

デルタ:1倍!
デルタ:102-3d10
DoubleCross : (102-3D10) → 102-17[10,6,1] → 85

木村計正:52……?これ経験点いくらになるんでしたっけ……
GM:4点ですね。
GM:51~が4点
木村計正:ギリギリ4点範囲だった!よかった
由希嶋四香:どちらにせよ3点……
井坂勇太:5点!
デルタ:5点です
GM:では、それにいつもの4点を加算して、
GM:今回のシナリオ点が6点、志筑さんがギリギリ生き残ったので+1点
GM:11点に侵蝕点を加えたものが最終経験点だ!
木村計正:やったぜ15点
由希嶋四香:14
井坂勇太:16点
デルタ:16点ですのぅ
GM:では私の取り分が21点!
GM:という訳でエンディングに入ります。時間のヤバイ人から順番にやりましょう
由希嶋四香:まあ早めが良いですかね
GM:では由希嶋→井坂→木村→デルタの順番で行きましょう
GM:由希嶋さんは何か希望ありますか?
GM:————
GM:五月町支部・食堂。
GM:時刻は昼過ぎ。そこそこ込み合っている食堂のテーブルに支部長と2人の学生が膝を突き合せている。
由希嶋四香:「……というのが、今回の顛末だよ」
井坂勇太:由希嶋の隣でお茶を飲んでいる
鬼怒旗:「……解りました。報告ありがとうございます」
鬼怒旗:険しい顔だ。民間人の犠牲者が出た事は五月町支部にとっても痛手である。
鬼怒旗:「しかし、まさか大河内さんがFHに通じていたとは……完全に裏をかかれました」
由希嶋四香:「まあ,ボクに掛かればこんなものさ」
由希嶋四香:「……というには、いささか不手際が過ぎたかな」
由希嶋四香:「志筑さんは良かった。だけど、あれは、不必要な犠牲だった」
鬼怒旗:「……いえ、あなた方はよくやってくれました。すべては私の作戦能力の至らなさが原因です」
由希嶋四香:バスの乗客のことを思い出す。
井坂勇太:お茶を飲み終わり、テーブルに置く。
由希嶋四香:「……たらればを言っても仕方ない。仮に、中途半端な人数で大河内に同行してたら、そのエージェントが志筑さんのようにやられてたはずだ」
井坂勇太:「あぁ。」
井坂勇太:由希嶋の言葉に頷く。
鬼怒旗:「……ええ、その通りなのですが……どうしても考えてしまうのですよ」
鬼怒旗:「何か、もっと方法は無かったのだろうかと。そうすれば、あのバスの乗客達も……」
鬼怒旗:「……止めておきましょう。これ以上は愚痴になります」
由希嶋四香:「……全くだ」揶揄しながらも、微妙にこちらも顔色が悪い
鬼怒旗:「そうだ、あなた方にも言っておかねば」
井坂勇太:横目で由希嶋の顔色を見て、
井坂勇太:頭をポンポンと撫でる。
鬼怒旗:「志筑さんが捕えた例の戦闘員ですが……尋問の途中で、死亡しました」
由希嶋四香:「だからそれは……何?」
由希嶋四香:払いのけようとした動きを止め、首を傾げる。
鬼怒旗:「記録された映像を見るに、頭の内側から爆発したような……遺体を分析してみなければ詳しい事は解りませんが
鬼怒旗:例えば脳内で超小型の爆弾が爆発すれば、丁度あのようになるでしょうか」
由希嶋四香:「……予想できた話だ」
由希嶋四香:「FHセル『イデフィクスト』……少なくとも、あの戦闘員を作った奴は別にいる」
鬼怒旗:「……イデフィクスト……」
由希嶋四香:「あいつらは『自分の意志』と言っていたけど」
由希嶋四香:「それを『けしかけた』。間違いなく黒幕はそいつらだ」
おばちゃん:「ふむ……」顎に手を沿え、考え込む
井坂勇太:「戦うのか?そいつらと。」 由希嶋に
由希嶋四香:「来るなら、払う」
由希嶋四香:「それでも来るなら、眠らせてやる。永遠に」
鬼怒旗:「あ、私はラーメン定食で」
おばちゃん:「……おっとゴメンよ!難しい話してたからつい釣られちゃってねえ!」
井坂勇太:「……そう、か。」
おばちゃん:「そっちの2人は何にする?今日の日替わりはハンバーグ定食だよ!」
由希嶋四香:「何でもいいから、温かいもの」
井坂勇太:「日替わりを。」
由希嶋四香:「……井坂。キミはイリーガルだ。無理に戦う必要はない」
おばちゃん:「はいよ~!」
井坂勇太:「由希嶋。俺の心配をするな。」
井坂勇太:「由希嶋こそ無理をしすぎだ。」
由希嶋四香:「……ボクは無理なんかしたことはない」
鬼怒旗:2人のやり取りを無言で見つめている。口元には微笑。
井坂勇太:「……なら、俺も無理などしていない。」
井坂勇太:「俺は強いからな。」
由希嶋四香:「あー、そーかいそーかい」
鬼怒旗:「フフ……私としては、2人が無事に帰ってきてくれるならそれで構いませんよ」
由希嶋四香:「だったら思いっきり盾にしてやる」
井坂勇太:ほう、と表情をわずかに変化させる。驚いているようだ。
由希嶋四香:「なんだ、その顔?」
井坂勇太:「……いや、」
井坂勇太:「もちろん、そのつもりだ。」
井坂勇太:口元が少し笑う
鬼怒旗:「頼もしい限りです」ニヤリと笑う。
由希嶋四香:笑みから目を逸らす。「−−ふん、いい度胸だ」
由希嶋四香:「全く、キミも、デルタも、木村さんも、とんだ喰わせ者ばかりだ」
由希嶋四香:「……頼むよ」 小さく本音。
鬼怒旗:「さて……早速で恐縮ですが次の任務の話をしましょう」山盛りの資料を取り出す!
鬼怒旗:「イデフィクストセルがこの町に潜伏している事が確定的となった以上、グズグズしていられませんからね」
由希嶋四香:「……やれやれ。おちおちご飯も食べてられないな」
由希嶋四香:肩を竦めつつ笑む。
井坂勇太:「問題ない。俺は強いからな。」
おばちゃん:「食べながらやればいいさ!その為の食堂さね」
おばちゃん:「はい、ラーメン定食と日替わりと……四香ちゃんは体のあったまるモノだったね?」
おばちゃん:お盆に乗っているのは真っ赤に煮えたぎるキムチチゲだ!
おばちゃん:「お代はサービスしとくよ!頑張りな!」
由希嶋四香:「………………………。」
由希嶋四香:「井坂。盾。」
井坂勇太:横では手をあわせていただきますをしている。
由希嶋四香:「おい聞け! おい! 井坂! 後生だから!」
井坂勇太:「……?」
鬼怒旗:「さて、まずは五月町東部の誘拐事件についての資料を……」
由希嶋四香:「ちょっと待てえーーーーっ!」
 とかナントカ言いながらフェードアウトすればいいんじゃないかな

GM:では合同ED終了!
GM:由希嶋さん井坂さんお疲れ様でした!
井坂勇太:ありがとうございました!
由希嶋四香:お疲れさまでした! ありがとうございます!
GM:では続いて木村さんのエンディング。
GM:何か希望などありますか?
木村計正:鬼怒旗支部長と他の人を交えず会話したいです。
GM:よろしい!では会議室でボーイズトークと洒落込みましょう。
木村計正:支部内の会議室辺りがいいかな……
木村計正:そうしてください!
GM:————
GM:五月町支部・会議室。
木村計正:「……今回の事件」椅子に座らないまま話す。
GM:支部長はデスクに付いているぞ。
木村計正:「完全に、僕達の敗北でした」
木村計正:「五月町支部の責任でも、警察のミスでもなく……僕ら全員が、です」
鬼怒旗:「…………そう言わざるを得ないでしょう」両手を組んで険しい顔だ。
木村計正:「実際に事件が起こってから対処するだけなら、そもそも捜査を行なう必要はありません」
木村計正:「しかし今回は、その捜査そのものが敵へと筒抜けになっていた——」
鬼怒旗:「……」
木村計正:「……」顔を上げ、鬼怒旗部長の視線を見る。
木村計正:「……僕も、大河内くんと同時にこの支部に来ました」
木村計正:「僕を、FHのスパイだと思いますか?」
鬼怒旗:「いいえ」きっぱりと言う。
木村計正:「ふ。こう聞いた所で『はい』と答える方はいないでしょう」笑う。
鬼怒旗:「フフ……厳しい返し方をなさる」
木村計正:「しかし、僕がたまに交渉相手に対して使う言い回しですが……」
木村計正:「くれぐれも、僕を信頼しないでいただきたい」
鬼怒旗:「……」表情は動かない。
木村計正:「……対FHとして最大のノウハウを持つUGN組織内部に侵入が可能であれば」
木村計正:「警察内部には、当然、別のスパイが潜り込んでいると考えるべきです」
木村計正:「僕の仕事は、警察に対してこの支部の情報を共有すること……つまり」
木村計正:「ある意味では、僕自身が、『敵に対してUGNの捜査情報を流す』仕事であり得るわけです」
木村計正:「対策を取らなければなりません」
鬼怒旗:「ええ……そのリスクは承知しています。その上で」
鬼怒旗:「木村さん。私に言われずともそうなさるでしょうが……あなたはにはいつも通りに振舞って頂きたい」
木村計正:「もちろん、僕自身はそうするつもりです。そちらの支部にいただいた情報は、全て警察と共有することが仕事ですから」
木村計正:「しかし——手段の一つ、という話ですが、例えばこの情報にも罠を仕掛けることができます」
木村計正:「僕に流す情報と、流さない情報。それをUGNの側で、慎重に管理していただければ」
木村計正:「……どのようなルートでイデフィクストがこの街の情報を得ているのか。それを探ることができる」
鬼怒旗:「……フフ」
鬼怒旗:「有用な友は強力な薬のようなものだ……と、何かの本で読んだ事があります」
鬼怒旗:「強い薬は良く効くが、身体への負荷がかかる。副作用も大きい」
鬼怒旗:「まして処方を間違えれば、命に関わりかねない……」
木村計正:「その通り。警察の力は絶大ですが」
木村計正:「それはUGNにとって、『強い薬』です。僕や大河内くんのような、新たな人材も然り」
鬼怒旗:「ええ、仰るとおり。そして、警察の情報をイデフィクストが掴んでいると仮定するなら」
鬼怒旗:「彼等が飲むのは強薬ではない。毒薬を飲んで貰わねば」
木村計正:「ふ。こういった話は、鬼怒旗支部長の他にはできませんからね」
鬼怒旗:「フフ……うちの支部は素直な人員が豊富ですから」
鬼怒旗:「自然腹芸は私の役割になるという訳です」
鬼怒旗:「では、木村さんには引き続き警察との交渉役をお願いします」
木村計正:「もちろんです。……」
木村計正:「それと、あと一つ」
鬼怒旗:「なんでしょうか?」
木村計正:「今回の事件は敗北でしたが——それなりの情報を得ることが出来ました」
木村計正:「大河内くんは言っていました。イデフィクストは、この街の全てを見ている」
木村計正:「……いとも容易く、UGN内に潜入工作員を浸透させる。特調がこの件について動いている事を知っている」
鬼怒旗:「…………」
木村計正:「人間を操る。その気になれば、僕らに気付かせることなく大量毒殺すら成せた……」
木村計正:「……まるで、街の支配者ですね。彼らは」
木村計正:「本当にここまで、大きな動きがなかったのですか?」
鬼怒旗:「……初めて“イデフィクスト”の名が知れたのは、およそ半年前です
鬼怒旗:「その時は暴走したジャームがかのセルに所属していた、とされています」
鬼怒旗:「しかしその事件は完全に単発で終わった。組織と連携するような動きは……何もありませんでした」
木村計正:「……」
木村計正:「そうですね。その事件についても調べてみます。ありがとうございました」
鬼怒旗:「いえ。……木村さん」
鬼怒旗:「くれぐれもお気を付けて。この事件は相当に根が深そうだ」
木村計正:「ええ。お互いに」
木村計正:「操作というのは厄介です。自分が操られていることは、自分では分かりませんから」
木村計正:「……それでは」会議室を去ります。
GM:それでは木村さんのEDを終了します。
GM:お疲れ様でした!
木村計正:お疲れ様でした!!
GM:ではお待たせしました、デルタくんのエンディングだ!
デルタ:はい
GM:特に希望が無ければ田吾作の墓参りにでも行って頂きたいんですが……
デルタ:いいですよ!
デルタ:行きましょう!墓参り
木村計正:悪党に墓標は必要ない!
GM:ではそれで!
GM:い、一応弔ってあげようよ!
GM:————
GM:五月町・某霊園。
GM:小高い丘に作られた霊園の小さな墓の前にデルタくんは立っています。
デルタ:「……」
GM:花束とかを買っていてもいい。
デルタ:では花束を!
GM:供えるがいい!
デルタ:「田吾作……」 供える!
デルタ:「本当に……死んじゃったんだな」
デルタ:「僕が……お前を殺したんだ……な……」
GM:丘の上を風が静かに吹き抜ける……
???:「あの……」
デルタ:「……ん?」
GM:後ろから声をかけられるぞ。
???:「そのお墓……に、御用ですか?」
デルタ:「まぁ、ちょっとした知り合いっていうか……そんなもんです」
GM:デルタくんが振り向くと、そこには小学生か中学生ぐらいの少女が立っている。
???:「ぱ……父の知り合い……そうでしたか」
GM:少女は墓に花束を供えると、静かに両手を合わせた。
デルタ:デルタも一緒に手を合わせるぞ
GM:少女は黙祷を終えると、デルタに向き直った。
大河内知里:「私、大河内知里といいます。大河内田吾作の娘です」
デルタ:「!!」
大河内知里:「生前は、父がお世話になりました」ぺこりと頭を下げる。
デルタ:「た、田吾作の……! とてもそうは見えない……」
デルタ:「あ、どうも……」 こっちもぺこり
大河内知里:「えへへ……よく母に似てるって言われます。私は母の顔、写真でしか見た事無いんですけど……」
デルタ:「ああ、玲子さん……でしたっけ?」
大河内知里:「はい。母は私を産んだ後、衰弱して死んでしまったと……聞いています」
デルタ:「……」
大河内知里:「……その所為なのか、父は私にはあまり会いたがらなくて……」
大河内知里:「多分、私の顔を見ると、母の事を思い出してしまうんじゃないかって……」
デルタ:「……そう、ですか」
大河内知里:「……父が死んだと聞いたのも昨日です。父の勤め先の方から電話があって」
大河内知里:「……もう少し、お話がしたかったな……」
デルタ:「……」
デルタ:「……もうやめっぺやめっぺ」
大河内知里:「あっ……すいません、初対面の方にこんな話……」
デルタ:「こんなしんみりした空気になって、田吾作が喜ぶわけねえ!」
大河内知里:「……!」
デルタ:「一緒に遊園地にでも行くだべ! なぁ、知里ちゃん」
大河内知里:「そう、ですね……こんな顔してたら、きっと父もそう言うと思います」
デルタ:「お兄さんがアイスクリームを奢ってあげるだべ」
大河内知里:「あはっ!面白い人ですね」
大河内知里:「お名前、なんて言うんですか?」
デルタ:「ふっふっふー、聞いて驚くなよ! ”キス・オブ・デス”のデルタくんだ!」
大河内知里:「キス・オブ……デルタ……?それは本名なのですか?」
デルタ:「ほほほほ、本名ですよ~?」
大河内知里:「外国の方なんですね!道理で日本人にしては彫りの深い顔立ちだと……」
デルタ:「うん、まぁ。それにしても知里ちゃん訛ってないね。本当にお父さんに似てない……」
大河内知里:「私はどちらかと言うと都会で育ちましたから。父の田舎の記憶もあまり無いんです」
デルタ:「あー、それでね! 納得です」
大河内知里:「でも、今度行ってみるつもりです。父と母が暮らしていた家に」
デルタ:「おお、いいねぇ! 僕も一緒に行ってみたいぜ」
大河内知里:「何かの思い出が、残ってるかもしれないから」
大河内知里:「ふふっ!デルタさんも是非来て下さい。歓迎しますよ」
大河内知里:「……あっ!もうこんな時間!電車に間に合わなくなっちゃう……!」
デルタ:「やったー! 絶対行く行く! 約束ね!」
デルタ:「あっ、ごめんごめん。話し込んじゃった」
大河内知里:「いえ、こちらこそ。それでは失礼しますね」ぺこりと頭を下げ、足早に去って行く。
デルタ:「ふぅ……女の子と話してしまったぜ……!」 にやにや
GM:デルタくんが少女との会話の余韻に浸っていると、今度は支部長がやって来ます。
鬼怒旗:「おや、デルタくん。あなたも墓参りですか?」
デルタ:「あっ、しぶちょー!」
デルタ:「こんなところでお会いするとは……!」
鬼怒旗:「丁度予定が空きましたのでね。私も墓参りに……おや」
鬼怒旗:田吾作の墓に供えられた二つの花束を見やる。
鬼怒旗:「花束が2つありますね。あなたの他に誰か来ていたのでしょうか」
デルタ:「ふふふ……内緒デス!」
鬼怒旗:「おやおや……ご機嫌ですね。さては女の子ですか?」
デルタ:「ふっふっふっふー」 にまにま
鬼怒旗:「どれ、献花に名前でも入っていれば……」
鬼怒旗:供えられた花束をまじまじと見る。
鬼怒旗:「おや、これは……大河内、知里……?」
デルタ:「田吾作の娘さんですねー」
鬼怒旗:「…………」支部長の顔がみるみる内に険しくなる
鬼怒旗:「大河内さんの娘が……ここに来た。そういう事ですか?」
デルタ:「へぇ、そうですよ」
デルタ:「??」
鬼怒旗:「…………」口元に手をやって考え込む。
デルタ:「どうしました? 支部長」
鬼怒旗:「死んだ奥さんを……蘇らせる。大河内くんは自分の動機についてそう語ったそうですね?
デルタ:「はい、そう聞いていますが……」
鬼怒旗:「……あなたも知っての通り、UGNに勤める者は誰であれ、経歴や出生を調べられます」
鬼怒旗:「大河内さんも例外では無い。彼の奥さんが12年前に死去した事も」
鬼怒旗:「……その娘が3年前に事故死した事もです」
デルタ:「ええっ!」
デルタ:「どどどど、どういうことですか!?」
デルタ:「えっ、僕がさっき会ったのは……?」
鬼怒旗:「あなたは死んだ筈の人間に会った、という事になります。もしくは、彼の娘を騙る何者かか……」
デルタ:「ど、どっちにしても怖いですよ!! うわー!!!」
鬼怒旗:「デルタくん、支部に戻りますよ。その娘はセルに繋がる重要人物の可能性がある」
鬼怒旗:「知里さんがここを去ったのはいつ頃ですか?」
デルタ:「ついさっきです!」
鬼怒旗:「つい、さっき?」支部長の表情が更に怪訝なものになる
鬼怒旗:「ここに来るまでに、一キロ以上は一本道を歩かなくてはならないのに……?」
デルタ:「……!!?」
デルタ:「えっ、えっ、ええー!!?」
鬼怒旗:「私は誰ともすれ違っていない。すぐ隣は崖です。隠れられるような場所も無い……」
鬼怒旗:「……とにかく、戻りましょう。歩きながら考えます」踵を返します。
デルタ:「そうですね……はい……」
デルタ:ついて行く
GM:田吾作の娘を名乗る少女。彼女は何者だったのだろうか。
GM:ただ娘の名を騙っていただけの奇癖者だったのか、それとも……。
GM:第一話『怪人日和』 了